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ファウジーヤは幸運にも眼の開けた父親を持ち、そういう悪習を「当然のこと」と思わずに育ってきた。
しかし、父の死によって全ては崩れ、保守的な叔母によって割礼を強要されそうになり、姉の助けによりドイツ、そしてアメリカまで逃れてくる。
アメリカでは自由が待っているはずであった・・。
本書は女子割礼という悪習が今だ行われていることを知らしめると同時に、自由の国アメリカでの不法侵入(滞在)者の扱いについても知ることができる。
また、妻は夫の所有物でしかなく、夫が死んだら通常は家にも居れない(実家に帰るか、親戚宅に身を寄せるしかない)という驚くべき考えが今もまだまかり通っているという話にも言葉を失う。
それぞれの文化にはそれぞれの価値観があるのだから。
しかし、このような人間の尊厳にも係わる女子軽視な風習は廃止されるべきで、守られるべきだと強く思いました。
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