某官公庁で働いていますが,未だにパソコンと言えば一太郎での文書作成,Excelでの簡単な表計算,InternetExplorerでのweb閲覧程度しか活用されておらず,膨大な執務資料等は旧態依然の「紙」と頼りない「見出簿」で管理・検索しています。10年以上我慢していましたが,いよいよ堪忍袋の緒が切れてFileMaker Pro11 Advancedを購入しました…自費でorz
とりあえず,職場の執務資料を管理・検索する目的でデータベースを作成し,そこにPDF化した執務資料を格納していきました。それまでは見出簿と個人の記憶で分厚いファイルから紙のページをめくって資料を検索していたのが,資料の要旨をフリーワードで検索して,検索にかかる時間を劇的に短縮することができました。
職場の同僚からは好評を博しているので,法令の定めで紙の保管をせざるを得ないもの以外を,なるべくデータベースに整理して格納していこうと思っています。
FileMaker Proは,ドラッグ&ドロップ感覚で容易にインターフェースを作成でき,データベースの各フィールドも,Microsoft Office製品で言うところのテキストボックス感覚で自由自在に作成・編集できてしまいます。あとは,そのフィールドに関数や条件付書式を設定したり...etc とにかくデータベースに手を付けるに当たっての敷居が低い!Microsoft Accessの敷居の高さとは対照的です。
その気になれば,複雑な関数やリレーションも容易に作成することができるので,初級者から上級者が活用できると思います。Accessでデータベースに苦手意識を持っている人であれば,これでまたデータベースに挑んでいただきたいです。
Advancedでは,作成したデータベースから,FileMaker Proをインストールすることなく動作する「スタンドアロン型ランタイムソリューション」を作成できます。これで作成したデータベースは単体のアプリケーションとして動作し,既存の環境に上書きする等がありませんので,安心して配布できます。サーバーに置いて複数ユーザーで共有できますし,活用の可能性はまたまだ広がりそうです。
この機能が必要か否かはユーザー次第といったところですが,もし本格的に組織として導入するのであれば,単価が高いAdvancedでも,活用の幅によっては極めて低コストと評価できるでしょう。
評価は★×5以外ありえません。FileMaker Proは5.5から使っていますが,この評価は揺るぎそうにありません。