この本の内容を一言でいうと
ミスターバスケットボールと呼ばれている、アイシン・シーホースのポイントガード、佐古賢一氏を中心として、日本のバスケットボール界を描いたノンフィクション。
この本のいいところ
1、アイシン・シーホースがいかに強くなったかが克明に描かれている。不幸にも廃部等でチームを去らなければならなくなった5人がチームに加わり、鈴木貴美一ヘッドコーチの下でスーパーリーグのファイナルを制するまでになった様が描かれている。
2、バスケットボールのトップ選手、コーチ、スタッフ、ファンのいい話が満載。
3、2002−2003のスーパーリーグのファイナルの描写。私もテレビ観戦していたが、プレーにこれだけのドラマがあったとは・・・・。
4、日本バスケットボール協会の体質の問題(bjリーグ設立時にも問題になった)、プロ化の難しさといったマイナスの部分もよく描かれている。
この本のよくないところ
1、プレーオフ・ファイナルの第2戦が書かれていない(この本で書かれているのは第1戦のみ)。
2、観るバスケットボールの不人気振りを強調しすぎる。もっとも、著者の思い入れがそれだけ強いということなのだろう。
結論
よくないところも書いたが、全体的には、日本のバスケットボール界に興味を持たせるすばらしい本なので、星5つ。