ファミコンからスーファミへの移行は、それをリアルタイムに経験した私のような世代にとってはとんでもない衝撃でした。スーファミからプレステへのそれとは比べ物になりません。映像、音楽、演出・・・すべてが全く新しい世界を提示してくれました。
このFFIVは、特に音楽においてスーファミの可能性を示した作品だとおもっています。ファミコンにはなかった重厚で美しいストリングスの音色、またハープ、ギターなどの新たな音色も加わり、当時小学生だった私をも虜にしました。
「メインテーマ」を初めて聞いた時、僕はそれがゲームであることを忘れ、一つの音楽として聞き入ってしまいました。曲数は40曲あまりと多くはないのですが、シリーズの中でも名曲率が非常に高く、定番「愛のテーマ」や「赤い翼」「トロイア国」「少女リディア」など、パーソナルチョイスは「幻獣の街」と「エンディングテーマ」あたりですね。
また4曲ある戦闘の曲はどれも名作です。「ゴルベーザ四天王とのバトル」は聞く機会はあまり多くないのですがかっこいいですね。
僕にとっては、IIIとともにFF音楽の印象を決定付けた大事な作品です。最近の作品よりもメロディーの主張が強いのもこの頃の特色かも知れませんね。