7.「2ひきのわるいねずみのはなし」
ポターのペットのネズム、サムとハンカ・マンカが主人公のお話。2匹のネズミが巣の中にものを運び込むのを見ていたとき、人形たちの留守にねずみが家を荒らしに行くお話しを思いついたそうです。人形の家にしのびこんだねずみたちが、おさらにべったりくっついた、土でできたベーコンやら魚やらを、本物のお料理だと思って、食べようと格闘してぼろぼろに壊したり、人形の羽まくらをやぶったり、服をだしたり、さんざん荒らしまわり、服やゆりかごを盗んで、自分の穴の中へ運んでゆく。《でも、トム・サムとハンマ・マンカは、ほんとうは、それほどわるいことをしたとは、いえないのですよ。なぜかというと、...あのあとで、じぶんたちが壊したものを、お金でかえしたのです》子ども部屋で見つけたへこんだ6ペンスぎんかをクリスマスのまえのばんに人形のくつしたに入れた。そしてハンマ・マンカも、まいあさ誰も起きださないうちに、ほうきとちりとりをもって、人形の家にそうじに行った。このお話は、大好きです。
8.「のねずみのチュウチュウおくさんのおはなし」
「プロプシーのこどもたち」で、こどもを助けたねずみが主人公の話。土の穴のなかにトンネルを掘って暮らしている、のねずみのチュウチュウおくさんの生活ぶりがよくわかりました。
9・「まちねずみジョニーのおはなし」
イソップのまねではないかと言われるそうですが、そこは、ポター。確かに田舎のねずみと都会のねずみのはなしで、イソップと結論も同じですが、田舎にすむのが大好きなねずみ、チミーの心が詩情豊かに描かれていて素敵だと思いました。それもそのはず、ポターも田舎に住むのが大好きだからではないでしょうか?