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ピーターの法則
 
 

ピーターの法則 [単行本]

ローレンス・J・ピーター , レイモンド・ハル , 渡辺 伸也
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (31件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

隠された真実を身もふたもなく暴くユーモア社会学の奇書にして、組織で生き残るための知恵を説く人生のバイブル。
「組織において人はおのおのその無能レベルまで昇進する」。ということは、「組織はいつかすべて無能な人々の集団となる」。だから、賢いはずの人々の集団が考えられないようなヘマをしでかす。無能レベルの手前で踏みとどまろう。そうすれば誰もが有能でいられる。世に「法則」は多いが、「ピーターの法則」ほど鋭い法則はない。

内容(「BOOK」データベースより)

そうだったのか!ピーターの法則―階層社会では、すべての人は昇進を重ね、おのおのの無能レベルに到達する。ピーターの必然―やがて、あらゆるポストは、職責を果たせない無能な人間によって占められる。仕事は、まだ無能レベルに達していない人間によって行なわれている。禁断の真実を暴く“階層社会学”の奇書。

登録情報

  • 単行本: 222ページ
  • 出版社: ダイヤモンド社 (2003/12/12)
  • ISBN-10: 4478760853
  • ISBN-13: 978-4478760857
  • 発売日: 2003/12/12
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (31件のカスタマーレビュー)
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19 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 人生や社会への見方を立ち止まって考えてみるのもよい, 2004/2/9
レビュー対象商品: ピーターの法則 (単行本)
要するに「人は、有能な間は昇進を続けて、昇進して仕事が変化した結果、無能になると昇進がとまる。だから、階層社会の上の方には、無能な人であふれ返ってしまうのだ」という法則が、ピーターの法則であって、この法則をさまざまな角度から検証・分析したのが、この本。

読んでいるうちに、だんだん暗くなってくる気がする。以下に、この世の中に無能がはびこるのが必然であって、避けられない運命であるのかを、これでもかと納得させられてしまうからだ。

しかし、この本の14章で述べられている「創造的無能」という考え方には、非常に注目した。もしも、自分がその気ならば、ピーターの法則から外れて、無能に達するまで昇進を続けるのではなく、有能さを発揮できる地位にとどまることは可能だという主張だ。そのために、自分がもっとも有能でいられる地位を得たなら、意図的に無能を演じて、その段階で昇進をとめてしまえばよいのだ。14章では、それを「創造的無能」と定義し、その具体的な方策と例をあげている。

どこまでも昇進を続けることを第一に考える価値観が、現実の人生や社会を支配しているように感じるが、この本を読んだ機会に、その価値観を改めて問い直して見るのもよい。

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14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 異端の著であり名著, 2007/10/15
レビュー対象商品: ピーターの法則 (単行本)
階層社会学と名づけられたジャンルの本。
この本に書いてあることは、およそ以下の通り。

1.階層社会における人は、無能レベルに達するまで昇進する(階層を上位にあがる)。
2.時がたつに従って、階層社会の全てのポストは、その責任を全うしえない従業員によって占められるようになる(傾向がある)。
3.仕事はまだ無能レベルに達していない人間によって行われる。 

それだけならただの現状考察だが、筆者がすばらしいのはその中で我々がどう振舞えばよいかについて言及していることである。

「いつでも自分にできると思うことを一つだけはやらずにおけ。」
この明快なフレーズに筆者の主張が集約されている。

経営組織論の書籍は数あれど、これほど特異な視点から書かれ、かつ一方で「トンデモ本」に成り下がっていない書はないだろう。その点だけでも異端の著であり名著であると言える。
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 ピーターの法則の応用範囲は広い, 2004/3/2
By 
lexusboy - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: ピーターの法則 (単行本)
 世の中でもっぱら信じられているドグマとして、組織に属する人間は、名声を求めてかサラリーを求めてかどうかはともかく競争し、その競争に勝ったものが昇進するというものがあります。しかしながら、周りを見てみると、上司や部下がそれほど優秀であるとはいえないにもかかわらず、よいポストを得ているのが不思議に思われるケースが散見どころか頻出している事態を見るに付け、このドグマがどこか間違っているのではないかとの疑問を持たざるを得ないでしょう。

 私は、これは人ごとに適性が違うため、昇進することにより適性のない仕事に就いてしまうことになるのが、問題の本質かと考えていました(例えば政治家の場合、資金集めの能力があって昇進しても、政策立論を求められるポストでは適性を発揮できないようなケース)。
 

 本書は、あっと驚く視点からの議論を提起しています。即ち、昇進する前はその階層で優秀な人間であっても、昇進して最終的に到達した階層では無能化してしまい(「ピーターの法則」)、この結果、多くの人が、その無能な姿を惨めにさらしているということなのです。競争して勝ち取った結果が、このような状況に自ら追い込むことになることになろうとは、ほとんどの人が気づいていないというのです。有能さを発揮し昇進の原動力となった能力が、最終的な階層では昇進を阻む(例えば、「盲目的な従順さ」によって昇進した人に「決断力」を求めることは難しいというようなケース)ものとなってしまうのです。
  

 組織人として自らがこの罠に陥らないと思える人はまずいないでしょう。この罠にはまらない方法はあるのかを考えさせられます(本書では法則の予防や気休めといった悲しい解決しかないと結論づけられています。しかし、自ら考え判断し行動し成長することによってこれを回避できないものかとも思います。)。

 ヒューマン・リソースを担当している人は必読ではないかと思います。

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