この時のうすた先生はかなりスランプに陥っていたのでしょうか。
キャラにどんよりと影がかかっているコマが非常に多く
(あのジャガーにまで!)
彼等から発せられる言葉、ツッコミもネガティブめいた物が多い。
この時の先生の心境がキャラに見事に投影されている
と言っても過言では無い様な気がします。
ストーリーの方に関してですが若干疑問、不満が残りますね。
ネタ切れを感じずにはいられない話が今回は目立ち
それを安易に新キャラを増やす事で何とか補ってはいますが、
逆にその行為は作者の首を絞める行為に繋がっているのでは?
高幡不動はこの巻でジャガーファミリーに加入しましたが
それが本当に回りのキャラを活かす事に繋がるのか?
疑問が残ります。
不動は恐らくソロでは使えないキャラでしょう。
ポギーに関しても言えます。
何故彼にあんな事をさせなければならなかったのか?
あれでこの巻で彼を窮地に追いやってしまった気がしてなりません。
136笛でポギーが最後に呟く言葉は作者の心情と
シンクロした結果に出た物でしょうね。う〜ん、もったいない。
と、ここまで不満を述べて来ましたが
それだけじゃ終わらないのがこの7巻であります。
ラスト近くに挿入されている「あおすじ吾郎」という
ジャガーとは別物の物語。
なんと1854話にも及ぶスペクタル巨編物です!(笑
これがもう本当に傑作!
うすた先生の才能とセンスが思う存分発揮されています。
好き嫌いが非常に明確に分かれてしまう作品でもありますが。
もしこれを読んで面白い!と思ったのであれば
うすた先生の作品を全て揃える事をオススメします。