いろいろな編曲がありますが、このマイラ・ヘス編が一番だと思います。
オリジナルのカンタータの声部がかなり忠実に編曲されています。
もともと膨大なカンタータの中の一楽曲に過ぎなかったこの曲を、世界的に有名にしたのがマイラ・ヘスによる、このピアノ編曲です。
(バッハ自身はカンタータの他には編曲を残していない)
他の編曲はヘス編とはだいぶ違っており、内声部を省略したりした、音楽的に不満なものも多いです。
技術的には他のよりだいぶ難しいです。難易度はEとされており、他の編曲のように、初心者が二週間で弾くのは無理でしょう。
しかし、「易しくした編曲を覚えても、物足りなくなりまたやり直し」
ということはありがちなので、出来ればはじめからこちらに挑戦する方がお勧めです。
版権の関係で、この編曲は日本では全音でしか出せない旨の表記が、譜面上にあります。バッハに著作権はありませんが、ヘスの編曲には没後50年間(+α?)著作権があるのです。したがって、他社の楽譜はヘス編ではありません。
全音の曲集で、この編曲を収録した譜には
ピアノ名曲50選(2) 主よ、人の望みの喜びよ全音ピアノ名曲100選 上級編バッハ 主よ人の望みの喜びよピアノがもっと好きになる! 作曲家別ピアノ曲集 祈りのバッハ 名曲17選もありますが、他の曲がいらないのなら、これの方がお得です。
ついでに「エヴァンゲリオン」その他で使われている演奏も、この編曲に基づいているものと思われます。