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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
何もなくても「ボクニハナニモナイ」がある。,
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レビュー対象商品: ピアノの森(17) (モーニングKC) (コミック)
ショパンコンクールの第2次審査が始まる今回では、本作のもう一人の主人公である雨宮に訪れる大きな心の変化と、 パン=ウェイの圧倒的な演奏が描かれます。 特に、パン=ウェイの人の心を捕らえて離さない力の源泉の描写には、 読者の多くが引き込まれてしまうのではないでしょうか。 しかしまた、自ら鍵盤を叩く人、あるいは物を書く人、何かを表したい全ての人は、 雨宮と話すアダムスキの言葉に大きく頷かれるのではないでしょうか。 ピアノは鍵盤を叩けば音が出る。 だけど人の心に何かを届けるのは、 ピアノの鍵盤を叩くその人の「何かを伝えたい"想い"」だということ。 当たり前のことかもしれないこんな言葉は、しかし、雨宮を始めとする多くの人の心を打って止まないとお魚は思います。 "想い"を表し届けるために、演奏者は技巧を重ね、物書きは言葉を連ねていく。 届くかどうかも分からない長い長い旅路を、雨宮もきっと目指していくのではないでしょうか。 いつか、きっと届くと信じて。 間違いなくおすすめできる第17巻です。皆さまにも、ぜひ。
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
等身大の彼等,
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レビュー対象商品: ピアノの森(17) (モーニングKC) (コミック)
この巻では出場者の表側からと裏側からの表情が描かれてます。ここまで、ただコンクールに出ている一参加者。そして、周りからの印象で描かれていたそれぞれの表情から、彼等が何に向けてコンクールに向き合っているのかが徐々に見えてきます。 今回はカイよりもそんな、周囲の人が中心です。 拠り所が何処にあるのか、何に支えられているのか。 自分で思っているより、色々な事が自分自身を型どる支えになっている事に気が付かずにはいられない。 そんな巻でした。
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
正しい演奏とは何か?,
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レビュー対象商品: ピアノの森(17) (モーニングKC) (コミック)
これまでカイのピアノを通じて陰に陽に示されてきたと思うテーマが、シモン・ハウスネルという記者の質問を通じて言葉として示されている。すなわち、正しい演奏とは何か。演奏者と作曲者の関係はどうあるべきなのか。しかしその質問は、審査員たちの権威の前に阻まれる。そして、様々な演奏者たち。優劣をつけるために演奏する者。比較されることを嫌う者。他者の演奏を引き継ごうとする者。同じコンクールに出場している演奏者でも、その動機は全く別々だ。
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