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ピアニストは指先で考える
 
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ピアニストは指先で考える [単行本]

青柳 いづみこ
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,100 通常配送無料 詳細
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ピアニストは指先で考える + ボクたちクラシックつながり―ピアニストが読む音楽マンガ (文春新書)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

親指、爪、耳、眼、足……。身体のわずかな感覚の違いを活かして、ピアニストは驚くほど多彩な音楽を奏でる。演奏家、文筆家として活躍する著者が綴る、ピアニストの身体感覚とは。

内容(「BOOK」データベースより)

親指、爪、関節、耳、眼、足…。身体のわずかな感覚の違いを活かして、ピアニストは驚くほど多彩な音楽を奏でる。そこにはどのような秘密があるのか?鋭敏な感覚を身につけるにはどうすればよいのか?演奏家、文筆家として活躍する著者が綴る、ピアニストの身体感覚とは。

登録情報

  • 単行本: 329ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2007/05)
  • ISBN-10: 4120038319
  • ISBN-13: 978-4120038310
  • 発売日: 2007/05
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 273,375位 (本のベストセラーを見る)
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13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
ピアニストであり教育者でもある著者が、ピアノ専門誌「ムジカノーヴァ」に連載したエッセイをまとめたもの。

まずは、「曲げた指 のばした指」という、いわば基本奏法上の二大政党論からはじまる。そこから、「右手の中指」「左手の親指」「指の第一関節」「手首」「肘」…、「椅子」「ダブルアクション」「ペダル」から果ては「湿気とタッチ」「拍手の間(ま)」「レコーディング」などなど、徹底的にフィジカルなものがテーマになる。

だからピアノを実際に演奏する人向きと取られるかもしれないが、私のように聴く一方の音楽ファンにとっても大変面白かった。ツェルニーの「曲げた指」からショパンの「のばした指」奏法の開拓が新たなピアノ楽曲を生んだということや、意外にも若い頃のポリーニが「曲げた指」だということなど、作曲家、演奏家の系譜やスタイル、音のテクスチュアを理解するうえでも実に様々な示唆に富んでいて教えられたことが多い。著者がスポーツ好きだというのも、身体的鍛錬の大切さや教育論に結びつき、その類似やたとえ話はとてもわかりやすい。

音楽批評は、ともすれば楽曲解析や高邁な芸術論か、そうでなければ独りよがりの名演、名盤ものばかりが世にはびこるが、演奏者の現場を知らないコンサートゴアーにとって本書は貴重なニッチをついていると思う。
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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
ピアノを弾く人で、読書ずきなら、じゅうぶん楽しめる一冊。
漠然としたエッセイではなく、ちゃんと「考える」のタイトルにふさわしい充実した内容。しかしながら分かりやすい。
残念なのは、読みごたえのある前半の密度の濃さにくらべると、後半がやや「薄い」かなぁ。
でも、全体的には、近年まれに見る良質な音楽エッセイ。
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