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ピアニストの脳を科学する 超絶技巧のメカニズム
 
 

ピアニストの脳を科学する 超絶技巧のメカニズム [単行本(ソフトカバー)]

古屋晋一
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

10本の指を自在にあやつり、1分間に数千個にのぼる音を超高速で鍵盤から紡ぎだす。その超絶技巧と驚異の記憶力を支える脳のメカニズムを、最新の知見により明らかにする。

内容(「BOOK」データベースより)

脳科学・身体運動学からひもとく音楽する脳と身体の神秘。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 276ページ
  • 出版社: 春秋社; 四六版 (2012/1/23)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4393935632
  • ISBN-13: 978-4393935637
  • 発売日: 2012/1/23
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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音楽に関する脳科学の最新の知見が専門外の人にも分かりやすい
平易な語り口で紹介されています。それでいながら,
しっかりとした文献リストがついていて,専門家が
必要に応じて知識を深く掘り下げられるような配慮もされています。

タイトルにあるようにピアニストが話題の中心にはなっていますが,
ピアノ演奏に限らず音楽・聴覚と脳科学一般に関しても幅広く書かれています。
音楽を心理学,脳科学の観点から論じた本は多くありますが,
これほどまでに最新の知見が豊富に紹介されている本は他にないと思います。
そしてそれらの知見が単にカタログ的に並べられるわけではなく,
読んでいて飽きがこないよう自然な流れの中でテンポよく紹介されています。
これは第一線の研究者でありながらも論文を書くだけでなく,
研究者以外の人に研究成果をわかりやすく紹介する
アウトリーチを重視している著者の姿勢の表れだと思います。

音楽と脳について論じた本には「なんだこの程度のことしかわかっていないのか」,
とがっかりさせられるものが多かったのですが,この本は初めて
「もうこんなことまでわかってきたのか!」と興奮しながら読むことができました。
ここ10年の研究の進歩には目覚ましいものがありますね。

もちろん,この本の主題でもあるピアニストが持つ数々のものすごい能力,
そのメカニズムに驚かされたのは言うまでもありません。
残念ながら私はピアノは弾けないので,それらを知ることがピアノを演奏される方に
とってどの程度有益なことなのか判断できませんが,きっと知っておいて損はないと思います。

この本を読んで私はピアノを幼少のときに習わなかったことを改めて後悔しました。
しかし,多少始めるのは遅くても楽器をやってきてよかったと思えました。

ピアノを幼い頃から習ってこられた方はご両親に感謝できるかもしれません。
今はまだ楽器をやっていない方でも,音楽が好きな方はこの本を
読むときっとやりたくなると思います。そしてそれには決して手遅れということはない,
とこの本は教えてくれると思います。
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
これは素晴らしい本。こういう本が欲しかった。打鍵時のピアニストと初心者の筋肉の使い方の違いや、タッチの差による同一音量での倍音成分分析など、きわめて画期的な実験成果が紹介されている。参考文献リストからもクオリティの高さが分かる。歴史に残る名著。著者の活動自体が誠に意義深く、続編に期待。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
超絶技巧には程遠いながらもピアノを弾き続けています。大人になって限られた時間で練習をすると効率を求めると共に、指の動きと脳のつながりがわかれば少し上達するのではという大人ならではの思惑も浮かんでは消えていることもあります。

本書は、ピアノにまつわる視聴覚と指の動きと脳の仕組みを読みやすく簡潔に説明しています。ピアノを弾く著者だからこそ、弾き方の解説は実践的です。そして何よりも、一般人ピアニストをやる気にさせる「応援本」でもあります。人の名前は忘れても、ショパンのバラード一番は弾けるのです。(むろん、レパートリーとしての鍛錬が前提です)
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