本編は終わりましたが、番外編をまとめたのがこの8巻。ありし日のケリーとダグが万博で水晶宮に行った時のエピソードなどがあります。
ケリーとダグのエピソードは何度読んでも泣ける。ストーリーは愛情溢れる、幸せなもので、それももちろんいいのだけど、失われてしまった幸せな過去と感情が、強烈に想起され、切なくなるのです。
また、本編ではおばさんですが、わかかりし日のケリーがすねたり、怒ったり姿が、ホントかわいいの!
その8巻で、特にいいのが、「TheTimes」で登場する元執事が元主人のぼっちゃんに対して新聞で私信を送るエピソードです。嬉しい思いを、お祝いの言葉を伝わればいいなという、そんな思いを乗せてメッセージを送るのです。エマの時代を新聞を切口に描いたお話のさらに一シーンですが、元執事と元主人の関係まで想像され、心温まりました。それでいて、懐かしく、切なくもありました。
あとは、エレノアのその後やターシャのお話など。
お嬢様な性格で、つり目のエレノアは大好きなキャラの一人なので、幸せになってほしいなぁ、と思ったり。ターシャの話も温かくて、それでいて切なくなります。