産廃問題ですっかり問題になった豊島でビーチコーミングをやっています。
2001年の遮水壁の工事によって、汚染水の湧出が止まり、色々な生き物が不法投棄現場北海岸の干潟に戻ってきました。アカニシやアカガイやタイラギやオサガニやモクズガニなどなど…。
北海岸でビーチコーミングをしていると、おびただしい数のアサリや桜貝の打ち上げが見られます。かつて産廃で汚染される前には、潮干狩りをすると、無限に採れ続けたというアサリや桜貝でしたが、でもまだどちらも戻ってきません。拾った桜貝は白っぽく風化したものばかりです。観光地のお土産屋で売っている綺麗な透き通ったピンク色のは北海岸では見られません。でもこのくすんだ桜貝こそが、30年も続いている豊島の産廃撤去の闘いの証人のような気がして集め続けています。
湘南の綺麗な海で、黒潮が運んでくるいろいろな「寄り物」の写真をこの本で見ていて、やはり豊島の北海岸の桜貝の貝殻の事を思ってしまいます。
本の中に書いてあった、桜貝でピンク色に見える浜みたいに、早く透き通ったピンクの桜貝であふれる干潟に戻って欲しいです。