エアプレイ・マントラ・スティーリーダンのジェイ・グレイドンの大ファン
です。爽やかに歪んだハーモナイズギターは、ボストンのトム・ショルツ
クイーンのブライアン・メイ、日本の松原正樹と並び、世界屈指だと
思います。さて、そういうギターサウンドしか考えられない彼が、
クリアトーンのビバップアルバム?どういうこと?と半信半疑ながら
買ってしまいました。結論を先に申し上げます。1RでKOでございます。
ジョージベンソン、ノーマンブラウン、リトナー、そしてパットメセニー
ファンの方々、フェイバリットギタリストが一人増えることに
なってしまいそうですよ。
まず、殆どの曲が本人とキーボードのビル・カントスとの共作ですが、
どれも非常にシンプルかつ心に残るテーマです。
ジェイグレイドンが凄いのはプロデューサーとしてよりもむしろ
メロディーメーカーとしてではないのかな?と思わせる一枚です。
又、ディストーションサウンドとクリアサウンドでは聴く人の胸を打つツボ
がテクニック的にも大きく異なるはずですが、彼はクリアトーンでも
見事においしいツボを突いてきてくれます。
でも極めつけは6曲目のTubs。
ハーモナイズドディストーションサウンドでビバップ。
このソロを聴いて目頭が熱くなるのは私だけではないハズ。
さて、メンバーですが、ドラムのデイブ・ウェックル以外は
有名どころはいませんが、相互のコミュニケーション抜群のユニットです。
このメンバーであと2~3枚はアルバムを作ってほしいものです。
もう少しフュージョン色を出したものも聴いてみたいですね。