ビル・エバンス (Bill Evans 1929年8月16日〜1980年9月15日) は、アメリカ合衆国ニュージャージー州プレインフィールド生まれのジャズ・ピアニスト。活動は40年から50年、60年、70年以降に大別できる。スタンダードや自作曲を創意に富んだアレンジと優美なピアノ奏法で演奏した、また共演者同士が音に反応し合い個々を高め全体を活性化させる音楽的会話(インター・プレイ)を完成させた。作品に数々の名盤があり老若男女問わず最も人気のあるジャズ・ピアニストとして君臨している。アルバムは1966年2月21日の録音でタウン・ホールでのライブ。タウン・ホールはニューヨークにある大きめホールで、ヴィレッジ・ヴァンガードなどのクラブとは違いコンサートとしての格の違いが演奏に現れている。この時期のエバンスは研鑽と経験を積み一流ミュージシャンとなっており堂々とした円熟の演奏に酔う。まさにどの演目を聴いてもすばらしくビル・エバンスの真骨頂をうかがい知る事ができる。共演者はベースのチャック・イスラエルとドラムのアーノルド・ワイズ。
(青木高見)