「アーキテクチャ,アーキテクチャって言うけど,そもそもソフトウェアにおけるアーキテクチャって一体なんなんだ?」ということに疑問を持っている人に勧める.
1-2章で一般的な説明がなされ,その後の章で,様々なエピソードが語られる.
アーキテクチャという言葉は様々なコンテキストで使われるので,しっかりと定義することは出来ないだろう.しかし,本書により,1流のアーキテクトと言われる人々のエピソードから帰納的に学ぼうとすることは,意義のあることだと思う.
個人的には,1章「アーキテクチャとは何か?」と2章「2つのシステム:今風ソフトウェア物語」が興味深かった.訳者は1章を飛ばして読むように進めているが,この指示は蛇足に感じた.