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35 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
本や古書店好きにはくすぐられる1冊,
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レビュー対象商品: ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫) (文庫)
古書店,つまり古本屋さんと古本を題材にした四話収録の連作短編集に近い作品で,その四話に四冊の本がそれぞれタイトルとして当てられているのも興味を引かれます. 内容はいわゆる『日常の謎』系,それぞれの本を踏襲するちょっとした謎や事件を, カバー絵の女性主人が安楽椅子探偵,語り部の青年が助手となり解決をしていきます. また,人の手を渡る古本ということで,本を巡る思いやそれまでの時間に重きが置かれ, 血生臭い話はないものの,一話にはじまりどちらかと言えば重めに寄った印象を受けます. そしてこれらとは別に,四つの話を貫くように描かれる全体を通じた謎と人間模様は, やや平易な部分もありますが,各話をうまく回収しながらキレイにまとめられています. ただ,ちょっと気になったのは説明的というか作文のような表現がチラホラあったこと, 連載されていた作品でもないのに,話のたびに人などの説明が入るのが冗長に感じました. それでも,本や古書店好きをくすぐる内容になっていて続刊の方への期待も膨らむところ. なお,登場する本は作中で内容などが語られますので,知らなくても全く問題はありません.
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
本が好きな人に。,
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レビュー対象商品: ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫) (文庫)
北鎌倉の坂に建つ小さな古書店。そこの店主は黒髪、長髪の驚くほどの美女だ。 本を読むことができない「体質」の五浦大輔にとっては、縁のないお店、縁のない女性……のはずだった。 祖母が残した夏目漱石の「漱石全集」第8巻。そこに記された献呈署名と、ビブリア古書店の印。 古書店を訪れた五浦は、古い本に秘められた人の秘密に触れることになる。 ジャケ買い(死語??)した一冊。 本好きにとって、「古書」や「古書店」というのは何か感じるものがあります。 本好きの男にとって、「本好きの美女」というのは妙に惹かれるものがあります。 本を読み終えると、読んだことが何か自身の体の一部になった気がします。 古書を見ると、その本を読んだ人の何かが写っている気がします。 そんな、本好きの人が書いた小説だ……と思うだけで、読んでいてワクワクします。 物語は古書と、その古書の持ち主に関わる秘密を描いた短編連作集。 ビブリア古書堂の若く綺麗で、人見知りな店主が安楽椅子探偵のごとく、古書と持ち主にまつわる物語を解き明かしていきます。 ストーリー展開が強引なところもありますし、取り上げられている作品と物語のリンクがそれほど濃くありません。登場人物ももう少しアクが強くても良いかなぁと思っています。 ……芳崎せいむさんの「金魚屋古書店」のような感じの作品、あちらは漫画古書ですが。 それでも、個人的にはとても好きな作品です。 ビブリア古書堂の店主、栞子さんが活き活きと古書に収められたストーリーを話す雰囲気、顔つき、声質が浮かんでくるような気がします。 存分に楽しみました。
29 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
書店ものというジャンル,
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レビュー対象商品: ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫) (文庫)
それほど「書」というものに執着しない自分のような人間からするとあまりトリビア的な知識に興味はもてないのですが、それでも楽しめました。ただ、ここのところ図書館や書店、古本屋等を舞台にした小説というのがジャンルと呼べるまでに数を増やしていますが、その中ではミステリーとしては圧倒的に甘いです。自分のようなミステリー初心者にさえ先を読ませるようではまずいと思います。 よって☆は小説として3.5、ミステリーとしては2くらいの評価で。
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