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反ファシズム、が込められていると思います。,
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レビュー対象商品: ビッグX 1 手塚治虫名作集 (12) (手塚治虫名作集) (集英社文庫) (文庫)
「ビッグX」というタイトルが秀逸です。ナチス・ドイツの秘密計画。兵隊を無敵化かするための化学兵器のコードネームです。 このエピソードは日本映画の「フランケンシュタイン 対 地底怪獣 [DVD]」を連想させます。 ドイツという論理と科学の国で次々と生み出された”兵器”。 手塚氏は、日本の軍国主義を数多く描いておられますが、ビッグXは同盟国であったナチス・ドイツです。 狂信的な集団妄想に取り付かれた国民は日本ばかりでなく、手塚氏のヒューマニズムの矛先は当然そこに向いていたことでしょう。 手塚氏らしく、第2次大戦を舞台にするのではなく、その後の架空の国でのナチス同盟という後継者を登場させたSFとして描いています。 手法は違えども、後の「アドルフに告ぐ」に繋がっていったのではないでしょうか。 戦争、科学というものの危険性を少年達に伝えてゆく使命を手塚先生は感じておられたのでしょうか。 子供の頃感じたSFヒーローとは違った印象を文庫本では感じられました。
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