元々は日本公開の予定がなかった作品だが、どうやらスタローンの「ロッキー」が当たったので、それに便乗して公開されたようだ。
但し、Road Show公開ではなく、大阪では今は無き難波の名画座で封切られた記憶がある。
スタローンとてブルース・リー程のカリスマ性がある訳じゃないので、致し方なしか。
確かにCastは地味だし、Storyもそこそこドンパチはあるものの派手さはない。
コーマンが手掛けた割にはいつものイカガワシイ雰囲気にも欠け、こじんまりとしかもかなりまっとうに撮られている。
他の方がReviewされてるように、実在の人物との比較が出来る程、カポネ周辺の事に詳しい訳ではないので
Based On A True Storyとしての信憑性について論じる事は出来ないが、
Tempoも悪くないし、居眠りを誘うようなツマラナイ作品ではない。
カポネ役のベン・ギャザラはTV Movieや日本未公開作が多く、日本では意外と知られていない。
私は「レマゲン鉄橋」と「華麗なる相続人」(つい最近WOWOWでも放映)での渋い演技の印象が強かった為か、血の気の多いカポネ役は如何なものかと不安だったが
デ・ニーロのような迫力はないものの、抑制を利かしながら力の籠った演技を披露している。
一方ジョニー・トリオ役のハリー・ガーディノは完全な役不足。貫録に乏しくGangの大親分ってな感じではない(まぁ穏健派の役だからお似合いかな)。
Heroine役?のスーザン・ブレイクリーも同様。この人「追憶」での端役しか記憶にないが、どうみても場末の酒場の女にしか見えない。
逆にジョン・カサヴェテスは僅か数分の出演だが、貫録漂い存在感バッチリ。