あまり期待はしていませんでしたが、フィギュアに関してはプライズ品レベルです。ただ闇雲にメタリックで吹けばリアルになるとかというのは間違っている。フォルム的にも最近のフィギュアにありがちなマッチョスタイルだがあまりキャラに見合っているとは言い難い。ポーズも大してかっこよくないし、何より指がつながっているので剣を持たせるにはちょっと加工しないといけない。へラクライストは聖ボットで一応はロボットなのだろうから、むしろプラモデル、或いはダイキャスト合金玩具、または可動フィギュアの方が受けも良いかもしれない。自分はシール目当て派だが、その肝心のシールも過去のDSソフトについていたものと比べてもお粗末な付録レベルのもので、これが雑誌等の付録ならわかるがこの値段でこれではちょっと貧弱すぎるのでは?千円前後の雑誌であのレベルのものをつけられるのにあれほど大きく宣伝してこれならちょっとどうかと思う。何よりシールのつくりに愛が感じられないのである。事実どっちが特典なのかもわかりゃしない。のにどっちも中途半端って...。なんか我々の過去の偶像を金儲けの道具にバカ利用している臭がプンプン臭ってくるのだ。反後氏もこんなのは本心から望んじゃいないだろう。それにフィギュアというのは、ただリアルを意識すればリアルに見えるというものではないのである。本物の素材感を追求すればするほどかえって安っぽく見える事もあろうし、躍動感を意識すればするほど逆にうそ臭く見える事もある...そんな風に色々と考えさせるだけの今回のプロダクトであったが、第2弾はいっそ出ないほうが、この失望感と部屋面積の圧迫も抑えられるので、これで終了でかまわない。へラクライストはかっこいいからってただストレートにかっこよく作りましたでファンが喜ぶのなら、こんなに簡単な事はない。かっこよさにも種類があろうし、ただ今風にそれっぽく作ればファンが喜ぶというほど甘いものでもなかろう。BMにはBMだけの魅力があろうし、コレクターの足元を見ただけの中身のないアイテムには辟易するばかりである。一昔まえのフィギュアブームにタイムスリップさせるよりもファンが本当に望むものを...。