世界各国の歴史を、複数の地域を時代別に並列で並べて年表形式で紹介した本。オールカラーで、見やすい。歴史の本を読んだり調べたりしているときに、「えーっと、この時代、ヨーロッパはどうなっていたっけ」とか、「中国ではこのときは何の王朝だっけ?」と思ったことがある人は多いと思うので、こういう年表は本棚に一冊あれば重宝する。しかも、必ず5つの地域もしくは6つの地域が色分けを伴って並行して書かれてあるので、例えば、ヨーロッパ、オリエント、東アジア、南北アメリカ、日本というそれぞれの世界各地の状況の対比が簡単。Pickupという形で、その時代の主要な事件や人物についての解説が下段に書かれているのも親切で良いと思う。
ところがこの年表、現代史になると「?」と思われる記述がちらほら見える。わかりやすい例を挙げると、2007年の日本。主な出来事として選ばれているのはひとつだけ。それは、「日本から中国への米輸出が9年ぶりに再開される」。で、2008年は「中国の温家宝首相が衆議院本会議場で演説」とか。。。これ、なんの歴史の本ですか?まさか中国人に書いてもらったとか。不思議な年表である。