情報可視化の世界では有名なBen Fryによる、実際のデータを用いた可視化の事例を、Processingと言うプラットフォームを用いて紹介する本。地図上への情報のマッピング、グラフ(データ構造)の可視化、ツリーマップと言ったよく使われそうな事例が、Processingを使って実際に動く形で紹介される。デザインと情報科学の両方のバックグラウンドを持つ著者ならではの本だと思う。
ちなみにこの本は、Processingの機能を網羅的に紹介するリファレンスでもなければ、「簡単な図形を描いてみる」といったサンプルコードの並んだチュートリアル集でもないので注意。前者には"Processing: Creative Coding and Computational Art"、後者には"Learning Processing: A Beginner's Guide to Programming Images, Animation, and Interaction"と言う優れた書籍があるのでそちらをどうぞ。