筆者は現代社会は「感性社会」だと定義している。
大量の情報の中から、なんらかの考えで情報を処理し、決め、ものごとを決める力、高次情報処理機能を「感性」という言葉で定義している。
センスがいいという意味での「感性」とは少し違う。
その考え方自体、現場で自分が感じている変化や課題に対して、大きな傘をかけてまとめてくれたという意味で、とても便利だと思った。
感性社会の特徴は、流動的である必要があり、変化の時代であること。
感性にうったえるには、フレーム(物事の見方)をずらしつつ、物事の価値を訴える必要性があることも強く言われている。事例も具体的でわかりやすい。
ストーリーテリングや、エクスペリエンスといった、最近マーケティングでよく言われることも感性というくくりで見直すと、結構理解しやすく、そこは非常に助かった。
少し内容が散漫なのと、事例が物販にかたよること。あまりに感性の連発ですこし引いたので、星はひとつ減らした。なんだか結局「感性」という言葉のしたに、なんでも安易に組み込めてしまうような気がしたのも、星をひとつ減らした理由である。