著者からのコメント
欧米のほとんどのビジネススクールで、統計学はMBAを取得す
るための必修科目になっています。どうして、統計がビジネス・リーダーに必要
なんだろう。そんな疑問への答えは、本書を読み進めば自ずと明らかになります。
日本では統計学というと、理系の学問というイメージが強く、文系出身者には、
どうも苦手意識があるようです。しかしながら、統計学はデータを読み解き、そ
こから企業戦略を考えるには不可欠なツールです。膨大なデータが氾濫する今だ
からこそ、データが語っている現実を正しく理解し、他人のデータ解釈に騙され
て判断を誤らない、そんな目が求められるのです。そのような目を与えてくれる
のが、基本的な統計の考え方です。
本書は欧米のビジネススクールで用いられているテキストで、監訳者自身もこれ
で勉強しました。豊富なビジネスの事例を用いた例題や練習問題によって、どの
ようなビジネスの場面で統計が利用できるかが学べるようになっています。もち
ろん難しい数学の部分もありますが、なんとかExcelを使って答えが出せるよう
に工夫が凝らされています。他の統計学の教科書で挫折してしまった方、是非本
書で再度ビジネス統計学の世界を覗いてみませんか。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
アクゼル,アミール・D.
ボストン大学科学哲学・歴史センター所属。カリフォルニア大学バークレー校にて数学を専攻。オレゴン大学で統計学の博士号を取得。CNNのコメンテーターやThe American Economistなどの雑誌に論文、記事も執筆
ソウンデルパンディアン,ジャヤベル
ウィスコンシン大学パークサイド校教授で、ビジネス統計や生産管理論を講義。ケント州立大学にて修士号及び博士号取得。大学に移る前には、インドで飛行機生産のエンジニアとして、7年の勤務経験もある
鈴木 一功
中央大学専門職大学院国際会計研究科(アカウンティングスクール)教授。1961年熊本県生まれ。1986年東京大学法学部卒業後、富士銀行入社。1990年INSEAD(欧州経営大学院)MBA(経営学修士)、1999年ロンドン大学(London Business School)金融経済学博士(Ph.D.in Finance)。富士銀行にてデリバティブズ業務担当、M&A部門(現みずほ証券)チーフアナリスト担当の後、退職。2001年4月より現職。証券アナリストジャーナル編集委員、みずほ銀行M&A部門アドバイザー
手嶋 宣之
専修大学商学部准教授。1961年愛知県生まれ。1985年東京大学法学部卒業。1993年マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院修了。2001年横浜市立大学大学院経営学研究科博士後期課程修了、経営学博士。東京銀行、NEC総研、専修大学商学部専任講師を経て、2003年4月より現職
原 郁
東京都庁勤務。1971年千葉県生まれ。1993年東京大学経済学部卒業、1996年東京大学大学院経済学研究科中退。経済学修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)