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53 人中、53人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
お役立ち度が高い 1冊で3度おいしい本,
By batten-kun (東京) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ビジネス・ツイッター 世界の企業を変えた140文字の会話メディア (単行本)
ツイッター本は数あるが、どれか1冊をあげろといわれたら、迷わず本書をあげたい。自分の家族(夫や妻、子どもたち、両親など)に「ツイッターのおもしろさ」を説明するだけなら、他の入門書でよいが、これから社会に出る大学生や、バリバリと仕事をしているビジネスマンなら、最初に読むべきは間違いなくこれだ。邦題が「ビジネス・ツイッター」となっていることからも分かるように、本書には70を超えるツイッターの先進事例が紹介されている。ここでポイントなのは、成功事例だけでなく失敗事例や課題についても、キチンと取材し、大変ていねいな分析と解説をしているところだ。 折しも我が国ではつい先日(2010年2月)、UCC上島珈琲がツイッターを使ったPR活動を実施したところ、ユーザーの間で迷惑行為と問題になり、大炎上に至るという事件が起こった。あろうことかbotを使ったスパム的な行為となってしまい、お詫び文を出すまでの騒動に発展した。 もし、担当者が本書を読んでいれば、このような事件も起こらなかったはず・・・と、本書の出版前のことではあるが、非常に残念に思った。「ウチの会社でもひとつツイッターを」と考えている企業の担当者は必読の書だと思う。 ところで、本書は邦題こそ「ビジネス・ツイッター」だが、ただの事例集ではない。実は私も「ビジネス」や「事例集」のキーワードには辟易しており、本書を手にしたときは「ふーん、どうなのかね?」と内心では思っていたのだが、一読してそれは杞憂だったことがわかった。 著者のシェル・イスラエル氏は、1944年生まれの66歳で、新聞記者からスタートした著作家。創業時のサンマイクロのコンサルもしていたという、シリコンバレーでは知らぬ者のないゴッドファーザーのひとりだという(訳者あとがき)。そんな多才なゴッドファーザーの面目躍如な内容になっている。 私が気に入った点は、1冊で3度おいしい作りになっている点だ。特に、構成が素晴らしい。何よりも「ツイッターとは何か?」についての解説と洞察が秀逸だ。イントロダクションと第1部を読むことで、ツイッターの本質がつかめる。第1部までは一気読みがオススメ。特にデル、コムキャスト、フォードの例はツイッターの活用例として示唆に富んでいる(なぜ、2部の事例ではなく、1部にもってきたのかというところに、非常に意味がある!)。 次にまわり道をして第3部を読んだ。このパートは、企業のツイッター利用術として、シリコンバレーのゴッドファーザーが直々に指南をしてくれる、お役立ちページだ。第1部の後でここを読むと、簡潔にまとめられたヒントと指標が、非常に有益に感じた。 そして最後に、第2部の事例集のパートを、興味のあるところから拾い読み。本書は400ページを超えるブ厚い本だが、そのボリュームは第2部の事例集が膨大なためなので、1部と3部を先に読んでしまえば、後はスイスイ読める。また、先に第3部を読んでおくことで、各事例の理解度がより深まることになる。「なるほど、ここか!」という成功や失敗のポイントがより明確に見えてくると思う。 というわけで、久しぶりにアメリカのジャーナリストの凄みを感じた一冊だった。
14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
Twitter関連事例の背景から真髄が理解できる一冊,
By siva001 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ビジネス・ツイッター 世界の企業を変えた140文字の会話メディア (単行本)
「ビジネス・ツイッター」という書名だけれど、万人向けの一冊!読みやすい語りかけるような文章で たっぷりの事例を使って多面的にツイッターをめぐる 社会的・ビジネス的・メディア的側面を明らかにしてくれます。 有名な事例も、日本で読む記事のほとんどは事象だけ書いてあるところを じっくりと背景や時系列での詳細、人物関係を含めて書かれているので 非常にわかりやすく腹に落ちます。
10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
TwitterのHowではなくWhatが分かる,
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レビュー対象商品: ビジネス・ツイッター 世界の企業を変えた140文字の会話メディア (単行本)
Twitterに関する書籍はたくさんでていますが、どちらかというとどのように使うか?というHowに主眼を置いた本が主流のような気がします。一方、本書はTwitterとはなにか?Twitterの出現によって何が起こっていて、今後どのようなことが起こりそうかというWhatがよく分かります。欧米でのTwitterを利用したさまざまな事例がこれでもかというくらい掲載されていますので、Twitterがどのようにして生まれて、どのような影響を与えているか、今までの成功事例・失敗事例がよく分かりますから、自分ではそれほど使っていないが、ビジネスシーンでTwitterを活用したいという方にはぴったりです。 Twitterを使いこなす目的ではなく、顧客とのコミュニケーションの手段として活用したいが、Twitterってよく分からないとお考えの方には強くお勧めします。 ただし、紹介されている事例が多すぎて最後のほうは食傷気味に成りますので、全部を読破するというよりも気になったところを飛ばし読みするくらいでちょうどいいです。
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