自然科学(生物)に従事しているので経営学など全く専門外なのであるが,非常に共感するところが多く,面白く読めた.他のレビューで指摘されている事実誤認や論理の展開に無理がある点などあるのだろうが,批判的なレビューが気になったので書き込んだ次第である.私の業界(自然科学/生物系)では,研究者は今や誰でもなれる時代で,きちんとした論理にしたがってすなわち論理実証主義に基づいて地道にコツコツ研究すれば才能がなくても成果が評価されるという傾向があるが,これはやばい.ビジネスでも自然科学でも”あっ,これだ”と閃くのが面白いのであり,大切である.これは別に天才だけに与えられた特権ではない.いろいろな戦略やシナリオ,これを自然科学では真理と呼んだりするが,を日夜考え,いいアイディアを思いついた者が勝ちである.指南書ではあるまい.