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ビジネスで一番、大切なこと 消費者のこころを学ぶ授業
 
 

ビジネスで一番、大切なこと 消費者のこころを学ぶ授業 [単行本]

ヤンミ・ムン , 北川 知子
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (31件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

彼女の授業は なぜ、それほど熱く支持されるのか? 「競争戦略論」マイケル・ポーター、「イノベーションのジレンマ」クリステンセンと並び、ハーバード・ビジネススクールで絶大な人気を誇る、いま、最も注目される女性経営学者、初の著書!

内容(「BOOK」データベースより)

プロフェッショナルとして知恵を絞れば絞るほど、消費者のこころを見失ってしまう「差別化の罠」。ビジネスマンの誰もが抱えるジレンマを共に考え、共に解決の方向を探る。

登録情報

  • 単行本: 200ページ
  • 出版社: ダイヤモンド社 (2010/8/27)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4478012849
  • ISBN-13: 978-4478012840
  • 発売日: 2010/8/27
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.4 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (31件のカスタマーレビュー)
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32 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By confia
Amazonが確認した購入
本書のタイトルに違和感を感じるとする書評が散見されるが、
本書は紛れもなく「差別化=differentiation」についての本であり、
「ビジネスの成功の要は競争力にあり、競争力とはいかに差別化できるかである」(P16)
「ビジネスの世界では差別化がすべてである」(P159)
などの主張からも「差別化」=「ビジネスで一番大切なこと」という趣旨で一貫していると思う。

綿密な市場調査を行って消費者を詳細に分析した上で、
STP(Segmentに分けTargetを絞りPositioningする)などの既存マーケティング手法を駆使し、
競合との「差別化」を目指せば目指すほど、
結果的に消費者には違いが見えない「異質的同質性」の群れになってしまうとする分析は、
非常に説得力があると思う。

身近なところでは携帯電話の機種や料金体系、缶コーヒーや水などの飲料類などが、
商品・サービスの違いが分かりにくい異質的同質性の好例だろう。

では、どうすれば差別化できるのか?
この本題に著者は精緻な理論や具体的手法として明確化するのではなく、
差別化をあくまでも「考え方(姿勢・取組み・人とのかかわり方)」として、
読者自身が消費者の立場から考えることを促している。

3つのアイデア・ブランド(リバース・ブレークアウェー・ホスタイル)も、
差別化について思索を深める枠組みとして類型化されており、
差別化の確立した方程式として提示されているわけではない。

これは著者が差別化についての理論化を放棄したわけでも手を抜いたわけでもなく、
マーケティングの第一線の研究者として、
差別化を鋳型にはめて提示することは不可能であり、
むしろ原点に帰り自らが消費者の立場から考え直すことから差別化が生まれる
という結論に達したからではないだろうか。

成熟社会の差別化について、
改めて深く考える機会とヒントを与えてくれる良書だと思う。
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16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Ray
著者はハーバード・ビジネススクールの有名教授で、例えば作成したスターバックスのケースは2009年のダウンロード数1位だったりする。

基本的な主張は、「市場調査に基づかない」ことこそが、差別化を成功させるためのポイント、ということ。というのも、市場調査をすると、自分の製品の弱点がわかるため、その弱みを解消しようとして、自社を強くしようと努力しているにも関わらず、結果的に製品やブランドの均質化を促進しているからという、要は「市場調査が均質化を生む」という根拠。

現在差別化に成功しているのは、世の流れの逆を行く「リバース・ブランド」(例:グーグル、ジェットブルー、等)、既存の分類を書き換える「ブレークアウェー・ブランド」(例:アイボ、パンツ型紙オムツ、等)、高感度に背を向ける「ホスタイル・ブランド」(ミニクーパー、レッドブル、等)の3タイプ、と事例に基づいて解説している。

私自身、この本が出る前の昨年5月(その原文は2008年)に「差別化という名前の同質化競争」という日記を書いているくらいなので、著者の主張には全く賛成。例えば、多分「リバース」の日本での例は「らくらくホン」かもしれない。

しかし、「ブレークアウェー」のコンセプトは「新しいカテゴリーを生み出す」ということであり、アル・ライズ等が以前から主張している「新カテゴリーを生み出せ」というポイントや、「ブルー・オーシャン」と、基本的には同じ主張、と思う。また「ホスタイル」は「頑固で無愛想な大将のいる、有名寿司屋(とかラーメン屋)」等の「わかる人だけに、わかってもらえれば、いい」という日本では昔からある商売の仕方でしかない、とも思う。

また、市場調査をどう使うかがポイントなのに、「市場調査を基に弱点を補強する」という仮定の下に市場調査を悪者化しているのには反対。というわけで、製品開発やマーケティングをしている人は一読の価値がある本だと思いますが、何度も繰り返して読む本ではないと思います。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
Amazonが確認した購入
情報が氾濫し、消費者が商品を選択するのが難しい時代になっている。このような時代において、重要なのは消費者の心をつかむブランドになる事である。もはや、商品を売るのではなく、ストーリーやメッセージを売る時代になったと痛感する一冊。
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