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ビクトル・エリセ (紀伊國屋映画叢書 2)
 
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ビクトル・エリセ (紀伊國屋映画叢書 2) [単行本(ソフトカバー)]

遠山純生
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,310 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

《沈黙の映画詩人、その足跡をたどる》
寡作ながら、繊細で緻密な作風により、世界中のファンに愛され敬われるスペインの巨匠。
2010年のオリジナル取材に加え、全作品の解説、作品の背景を理解するための論考などを収録。
その詩的映像世界を多角的に検証した、エリセ研究の決定版。

内容(「BOOK」データベースより)

その繊細で緻密な作風が世界中のファンに愛され敬われる、孤高の映画詩人ビクトル・エリセ。作家の半生と全作品をさまざまな角度から解き明かした、エリセ研究書の決定版。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 208ページ
  • 出版社: 紀伊國屋書店 (2010/8/26)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4314010711
  • ISBN-13: 978-4314010719
  • 発売日: 2010/8/26
  • 商品の寸法: 20.8 x 14.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
詩人の足跡 2000/12/7
By "inui1"
形式:単行本
寡作の映画作家である。その詩的な作風と端正な風貌とも相俟って仙人のごとき印象を受ける。だから本書で彼の肉声に触れることが出来るのは、それだけでも貴重だ。沈黙の期間の事情もわかるし、思うように作品の作れないことへの苛立ちも伝わってくる。しかし読後に彼への印象が変わることはないだろう。
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19 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yukkiebeer #1殿堂 トップ50レビュアー
形式:単行本
 「10年に一本の割合で映画を撮る寡作の監督」とたびたび称されるビクトル・エリセ。この本はそんな彼の作品や作家論についてまとめた論集です。

 エリセが10年に一本しか映画を撮らないのは決して自身が意図してのことではなく、彼を取り巻く側の諸般の事情で不運にも企画倒れに見舞われることが頻繁だったということがこの本からは分かります。彼自身はその不運に対してかなり強い憤りを抱くこともたびたびだったようです。

 映画というものが芸術作品である一方で、多大な資本を注ぎ込まざるをえない娯楽商品でもあるという二面性を持っていて、そのことがエリセのような監督の活躍できる場を狭くしていることを改めて感じさせられました。

 また、彼の映画はスペイン性の強いものであるために、日本人の多くの観客にはすんなりと受け入れられにくい性質を持っていると思います。私自身はスペインから入ってエリセにたどりついたので、彼の作品に触れるよりも前に人並み以上にはスペインの歴史や風土に関する知識がありました。ですが、そうではない観客にはエリセの作品はセリフまわしも少なく説明不足ぎみなために了解しづらいものと受け取られることでしょう。

 日本市場における彼の作品のこうした弱点をこの本は補ってくれると思います。スペイン内戦の背景や経緯とエリセの作品との連関性について詳述している章は、彼の映画の理解を助ける有効な手立てとなるはずです。この本を一読した後で改めて「ミツバチのささやき」「エル・スール」「マルメロの陽光」の三作品をビデオかDVDで手にすることは意味あることだと思います。

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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
フィルモグラフィーや作品解説はもちろんのこと、内容の濃い独占インタビュー、評論、エリセ自身による作品論(インタビュー2本)など、エリセファン必携の一冊。カラースチールも豊富で、2000円でこのクオリティは立派。国内外の関連記事リストもとても充実していて、ここからいろいろたどっていける。『ミツバチのささやき』の25年後に同作の回想ドキュメンタリーが作られていたことも、本書ではじめて知った。ああ、観たいなあ。
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