このシリーズは毎回、季節ごとのマクロビレシピがとても秀逸だったのですが、
今回はどうしたことか、レシピの至る所に「てんさい糖」が使われていました。
マクロビの基本は「玄米菜食」を基本に、季節の物を陰陽に偏らず中庸を目安に
調理すること。
その基本でいけば当然、デザート類以外では、砂糖はもちろんそれに順ずる甘味料は
調理に用いることを極力避けるはず。
なのに今回は砂糖ではないとしても、「てんさい糖」や挙句に「みりん」まで
至る所に使われていて、到底、マクロビレシピとは言いがたい企画に。
マクロビの概念に希薄な読者は、マクロビの第一人者の久司氏が巻末に載っているので、
氏も公認のこれがマクロビレシピだ、と間違った認識をしてしまうのではないか、
と案じてしまう。
読者数が多い雑誌が母体なので、昨今の流行りも手伝って、マクロビの概念を知らず
この本を手に取る初心者も多いと思う。
その点を鑑みると、砂糖がダメでもてんさい糖やみりんならOK、
という間違った認識をさせてしまうレシピの数々は頂けない。