内容紹介
ビオン理論は、難解で知られている。アルファ機能、ベータ要素など、その用語の選択も硬質で、他を寄せ付けないところがある。本書は、そのビオン理論を、情動的に噛み砕こうとしたものである。なぜなら、ビオンの理論を額面通りに後追いしても、なかなかビオンの背中を捉えることができないからである。理論の背後に潜む、ビオン自身の実存的な生の葛藤を見据えることによって、はじめてビオン理論の“素顔”が見えてくる。
内容(「BOOK」データベースより)
ビオン理論は、難解で知られている。アルファ機能、ベータ要素など、その用語の選択も硬質で、他を寄せ付けないところがある。本書は、そのビオン理論を、情動的に噛み砕こうとしたものである。「不在の乳房」―ビオンの生の実存と理論を通底する、“血球と共にめぐる真実”(小林秀雄)に触れていただきたい。