以前に垣根涼介氏の「午前三時のルースター」「ワイルド・ソウル」を読んでいたので、何も深くは考えずに買いましたが、正直、予想以上です。
ストリートギャング?と聞くと、なんとなくその物語から一歩引いてしまう方もいると思いますが、実際に読んでみれば「なるほど」と思ってしまような、それらを差し引いてもお釣りがきそうな面白さでした。
ヤクザから計画的に金を奪ったつわものな強盗たち。その強盗から何も知らずに突発的に金を巻き上げてしまったアキとカオルの仲間たち。ヤクザ同士の勢力争いも絡み合いながら、金を取り戻そうとヤクザに強盗に追われ、ハイスピードでこの作品に引っ張られてしまいます。
主人公であるアキもですが、強盗にしても、ヤクザにしても、それぞれに存在感があり魅力を持っていて物語の展開に引き込まれていきます。
ハイスピードで読ませてくれると言う意味では、戸梶圭太氏の「闇のカーニバル」等が好きな方にもお勧めです。