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ヒンドゥー教とイスラム教―南アジア史における宗教と社会 (岩波新書 黄版 8)
 
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ヒンドゥー教とイスラム教―南アジア史における宗教と社会 (岩波新書 黄版 8) [新書]

荒 松雄
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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登録情報

  • 新書: 225ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1977/5/20)
  • ISBN-10: 4004200083
  • ISBN-13: 978-4004200086
  • 発売日: 1977/5/20
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.4 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By kaizen #1殿堂
タイに行った際に、ヒンドゥー教の儀式を始めて見ました。
はじめは仏教の儀式だと思ってみていたら、ヒンドゥー教だよと教えてくれた人がいまいた。仏教も、ヒンドゥー教も同じ地域から生まれた宗教だということを感じました。

インドに行った際に、イスラム教の寺院を見ました。
ちょうど、ハイデラバードというイスラム教の強い地域だったためです。

2つの経験から、ヒンドゥー教とイスラム教の関係について、考えさせられましたが、手持ちの題材がありませんでした。

本書は、ヒンドゥー教とイスラム教が、南アジアにおける題材を提供してくれています。
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戦後、イギリス帝国内の自治ではなく独立したインド。
その際、インドとパキスタンに分離独立せねばならなかった。
しかも両国はいまでも緊張ふくみである。

両宗教が、相容れないからなのか・・・。

いまひとつわからないこのあたりのことを考える上で、
本書はいろいろな助けになる。

遠方でベンガル地方の人が逢ったら、宗教よりは
ベンガル地方の出身であることの懐かしさを覚えるのではないか・・・。

かつて侵入してきたムスリムは、八世紀のアラブ人、のちトルコ人やアフガン人。
だからムスリムは異民族、外来者という意識がそだった面がある。

いままでムスリムが支配層であったとしても、
イギリス人んがやってきて、名実ともに支配層を形成すると、
ムスリムはむしろ被支配の中のマイノリティーにすぎなくなっていた。

教義上のちがいというよりも、ヒンドゥーとムスリムの
両コミュニティーの利害の問題が、むしろ問題だった。

・・・・
といった指摘に、なるほどと思いながら読み進んだ。

思うに、ひとことで言ったり、マスコミ風に表現すると
「ヒンドゥー対ムスリム」であり、
互いに相容れないイメージにつながりやすいが
一冊の本をもって丁寧に語られると、ややちがったニュアンスが伝わってくる。
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