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最も参考になったカスタマーレビュー
22 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
著者の人間としての魅力と自然体の文章に共感,
By yjn (広島県東広島市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ヒロシマ・ナガサキ 二重被爆 (朝日文庫) (文庫)
タイトルを見ると、何かセンセーショナルな感じですが、タイトル以上の魅力がある本でした。著者は1916年長崎県生まれで、すでに90歳を超えられていますが、文章は若々しく明確で、読者は共感しながら読むことができます。著者の人となりにまず惹かれ、彼の生きた時代、二重被爆という未曾有の経験を文字を通して感じることになるでしょう。
11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ヒロシマ・ナガサキ二重被爆が英国BBC放送の笑いものに,
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レビュー対象商品: ヒロシマ・ナガサキ 二重被爆 (朝日文庫) (文庫)
著者は、ヒロシマ・ナガサキ両方の原爆の直接被害に会うという稀有な経歴の持ち主である。しかるに2010.12.17、英国BBCのお笑い番組のネタにされ、「世界で一番ついてない男」として紹介されると、こともあろうに観客席の満場の哄笑を買った。信じられないことである。それを受けて、在英日本大使館はBBC放送に厳重に抗議、一応の謝罪文を引き出した。 然るに、著者は2010.01.04胃がんのため93歳で没している。 本書を読んでみると、著者は窮乏のため高等教育こそ受けられなかったが、極めて進取の人であり、独学で英語、製図などを勉強、三菱造船長崎工場に勤務したが、たまたま人手不足の応援のため広島工場を訪問中に原爆の被害にあった。そこで、長崎工場に帰任、上司に広島の惨状を報告している最中に、またもや原爆の被害にあった。 著者は進取の気性に富むと共に、極めて明朗な人物で、戦後米軍通訳として活躍したが米国軍人を憎いと思ったことは一度もない。しかし、原爆の後遺症で妻と長男を亡くしている。 本書は著者の技術者としての成長、努力の記録である、と同時に経験した物でなければ書けない、広島・長崎の惨状について記録している。 かかる人物を笑いものにするとは、非白人たる日本人に原爆を始めてしようしたり、笑いものにしたりするアングロサクソンの驕りを感じると同時に彼らに対する怒りを禁じえない。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
被爆65年経って。,
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レビュー対象商品: ヒロシマ・ナガサキ 二重被爆 (朝日文庫) (文庫)
73歳になって、新しくそしてもっと詳しく原爆被爆者に事を知る機会を得られて、あらためて、感じさせられました。被爆者の語ろうとした事が、65年経って伝えられたこの意味には深い物を感じました。ナガサキには行きましたが、日本人として、広島にはまだ行っていません。私はスペインには、数回の旅をしていますが、フランスからピレネーをぬける巡礼の道を歩きたいとつねずね思っていましたが、日本の巡礼の道はヒロシマ・ナガサキにあるのではないかと思うようになりました。この夏には孫たちが泊まりにきて、私が戦争を体験した年頃になっていたので、戦争の話などしました。この本の中に、ナガサキのハタ職人がヒロシマに借り出されての話に、驚きました。風船爆弾と言うのは知っていましたが、この夏に読んだヒロシマ・ナガサキの二重被爆者の事ももっと知ろうと、資料を探しながら、形にしたいと思っています。大江健三郎氏の「ヒロシマノート」と違って、生の本人の声を知る事が出来て、平和の重要さを孫たちにも語っていかなければと思うこの夏でした。今、歌集「人間筏」を探しています。
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