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ヒルズ黙示録・最終章 (朝日新書)
 
 

ヒルズ黙示録・最終章 (朝日新書) [新書]

大鹿 靖明
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

 村上ファンド総帥の村上彰世被告は、はたして「稀代のペテン師」なのか、早すぎた改革者なのか。堀江、村上両被告の裁判が佳境になるなか、焦点の村上被告が逮捕直前まで進めていた仰天構想を暴き、疑惑の真相、検察との暗闘の核心に迫る本格ノンフィクション。筆者は「AERA」で経済分野の特ダネ連発の一線記者だ。新潮や講談社ノンフィクション賞候補になった前著『ヒルズ黙示録』の野心的完結編。

内容(「BOOK」データベースより)

2006年に証券取引法違反容疑で逮捕、起訴された、二人の「カリスマ」。「時代の寵児」としてもてはやされた彼らは何をしてきたか、なぜ摘発されたのか。社会の新勢力を代表する彼らと、旧勢力を代表する検察側との死闘を暴きだす、同時代ノンフィクション。大好評『ヒルズ黙示録』の続編。堀江貴文、村上世彰、東京地検特捜部。彼らの闘いが描き出す現代日本社会の実相。

登録情報

  • 新書: 222ページ
  • 出版社: 朝日新聞社 (2006/11)
  • ISBN-10: 4022731133
  • ISBN-13: 978-4022731135
  • 発売日: 2006/11
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 0.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 59,262位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 法廷闘争の副読本, 2006/11/20
レビュー対象商品: ヒルズ黙示録・最終章 (朝日新書) (新書)
話題になった前作の続編である。ライブドアの粉飾やニッポン放送関連の記述は前作と重複する内容もあるが、真偽はわからないまでも、前作同様に当事者達からインタビューを取れたような詳細な記述が多く、フジ側の新たな証言等も記載されている。また時系列で法廷のニュースを追えてはいないが、本件の帰結は見届けたいという人には良い副読本になるだろう。余談だが本作は朝日新聞社の新書シリーズから発刊されており、前作のようなおどろおどろしい装丁ではないため書店では目を引くような感じではない、しかしながら前作の半額程度で購入できるため副読本として手元に置く価値があるともいえる。総括的な部分はちょっとアドホックっぽいが、新書らしい「時代の気分」の描写がなされている。
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16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 とにかく緻密な大作, 2006/12/15
By 
いせむし (東京都) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: ヒルズ黙示録・最終章 (朝日新書) (新書)
複雑に入り組んだ利害関係、人間模様をきちんと取材し、
裁判の背景を説明しきっています。
ひとつのテーマを追いかける力量はすばらしいと思います。

構成上面白いのは最終章。
まとめがすばらしいと思います。
最終章のみ自らの主観に基づくライブドア・村上ファンド事件の総括をしています。
この総括が、ITバブルおよび日本社会全体への批評にもなっており、なかなか感動的でした。

格差社会の勝者であるはずの堀江、宮内らの蹉跌を描いた非常にタイムリーな一冊です。

登場する堀江、宮内、村上、そして東京地検特捜部・・・。
本書では全員敗者として描かれています。
というか、エリートの荒廃ぶりに愕然とします。

本書が内容通りであれば、
堀江は微罪で村上は無罪でしょう。
そして何より、検察の権威が失墜した一連の事件だったということです。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 堀江貴文、村上世彰、東京地検特捜部それぞれの思惑, 2008/8/17
レビュー対象商品: ヒルズ黙示録・最終章 (朝日新書) (新書)
堀江貴文、村上世彰、東京地検特捜部それぞれの思惑がわかるようになっています。興味深い内容でした。著者はどちらかといえばこれらの人たちに否定的な感じである。特に、東京地検特捜部には否定的な感じがします。

ライフドアという会社はやはり実業よりも虚業というか金融部門で食っている会社だなという感じが改めてします。革新的なことをするチャレンジ精神ははあるのだが、実際のマネジメントをする能力には欠けていた。宮内氏がもっている金融部門の暴走は堀江氏にも止められなかったどころか、加速してしまった感じだな。ライブドア問題最大の核心である自社株食い、つまり自分で自分の株の売却代金を食うことである。これによって、M&Aが多数実行されることになる。

本書を読んで、野口氏の自殺やイーバンク銀行の破談や阪急と阪神の経営統合や堀江、村上両氏の捜査状況などがなんとなくわかるなあという感じがします。東京地検特捜部は堀江氏首班のシナリオを作り上げていく様子がわかります。宮内氏や中村氏の横領背任疑惑について司法取引した観が否めない。宮内氏や中村氏は早く罪を認めて、はやく再出発したいと思っているんだろうから。

それにしても、「俺は知らないよねー」「関係ないよねー」という言葉によって表される堀江氏の自己保身に走る姿はみっともないと思う。なぜ、自分の罪を認めないのかな。
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