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17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
どっちつかず,
By kate (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ヒルクライマー (小学館文庫) (文庫)
練習風景の描写の粗さやレースの時の緊迫感の薄さが気になるし、全体を通した心理描写も非常に雑で、微妙な心の動きが全く表現されていない。 そのため、読み終えた時に「え?!そんなんアリ???」と思わず失笑。 加えて、登場人物のダメさ加減や性的な描写が小説の品位を確実に落していると思う。 家庭を顧みずに自転車にのめり込んで家庭崩壊寸前の男(大作)、 その男の娘(未成年者)と簡単に関係を持ってしまうチームメイト(礼二)、 自転車に乗りたいがためにキャバクラでアルバイトしている女・・・。 登場人物は多い割に、どれもが中途半端な感じが否めない。 ヒルクライムの魅力を伝えるには余計な話が多すぎて焦点がぼけてしまっていると思う。
11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
自転車には乗りたくなるけどね,
By
レビュー対象商品: ヒルクライマー (単行本)
自転車が好きな人向けに、いろんな自転車関連の用語を混ぜてみましたみたいな。浅いお話。自転車の爽快感は読み手側が補完するので高評価につながってしまう。そんな感じ。 登場人物が多いけど、活かしきれていない。 会話が多くて誰がしゃべってるのかわからない。 タイッチってどんなヤツ? あそこまでの性描写がほんとに必要? 最後のあの演出って唐突じゃない?などと、 自転車好きの飲み友達とストレスを解消したいなら読んでもいいかも。 でも、筆者はあえてこのように書いているとのことなので、 「そうなんですね」と言うしかないかな。
19 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
登った先には、たしかに何かがある。,
By 67001@厨マコト (神奈川県川崎市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ヒルクライマー (単行本)
川西蘭:『セカンドウインド』を読み「ヒルクライム」に興味を持ち本書『ヒルクライマー』を手に取りました.主人公の礼二(19歳)は,高校ではマラソンで活躍し,スポーツ推薦で大学に入学しますが,駅伝出場を拒否した為,陸上部の退部と同時に大学も退学となります.礼二は目標を見失いますが,ロードレーサーと出会い人生が一転します.礼二がのめりこんだのは,平地のロードレースではなく山岳のヒルクライムでした.地元チームの「坂好き」ならぬ「坂バカ」が集う「SB班」に入り,礼二は何かを求めてクランクをまわしつづけます. 「自転車で山に登って、何が楽しいんだ?」 これにたいし,登場人物の大作は, 「登った先には、たしかに何かがある。それが何かを具体的に説明するのは無理だけど、登ってみれば、わかる。絶対にわかってもらえる」 とこたえます.「何があるか」は登ってみなければ絶対にわからない,しかし,本書を読めば「何かがある」ことだけはわかります. 著者も「坂バカ」の一人,「坂バカ」だからこそ書ける,「坂バカ」でなければ書けない,超ハイスピードな物語です.
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