まず初めに英語が苦手な人にとって、この電卓のさまざまな機能を調べることはかなり難しいでしょう。「RPL」とインターネットで検索してみて、それがどのようなものでどのようにすれば見た目にもきれいなプログラムが書けるか、などが英語で理解できれば、後々言語の問題で困ることはないと思います。
HP 50gは間違いなく名機です。TI-NSpireやTI-89などと同じ最上級クラスの電卓で、CASの能力はその中でも一番だと言われています。内蔵されている関数は2300ほどです。もしそれらの入力の仕方がわからないのであれば、TOOL、NEXTと押してHELPを参照することでだいたいのことは解決します。それ以外はネットやマニュアルを参照しなければなりません。
余談ですが、HP電卓を手に入れたのならRPNモードを使うことをおすすめします。ほとんどの場合、普通の電卓を使っている人より速く計算を終えることが出来ます。例えば、電気回路の並列の合成抵抗の和は:
Rt=(1/R1+1/R2+...+1/Rn)^(-1)
と定義されています。抵抗器が3つある場合のRPNの場合のキーのたたき方は:
[R1の値]→[1/x]→[R2の値]→[1/x]→[R3の値]→[1/x]→[+]→[+]→[1/x]。
普通の電卓の場合ですと、
[1/x]→[1/x]→[R1の値]→[右カーソル移動]→[+]
→[1/x]→[R2の値]→[右カーソル移動]→[+]
→[1/x]→[R3の値]→[ENTER]。
RPNだとカッコの呪縛に取り憑かれることがないです。あと途中途中の値が目に見えるので、計算間違いにすぐに気づくことが可能です。
一度RPNを試すと元の計算方法には戻れなくなります。この電卓を手に入れたものの、Algebraicモードを使っている、というようではまさに宝の持ち腐れですね。