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ヒューム (ちくま学芸文庫)
 
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ヒューム (ちくま学芸文庫) [文庫]

ジル ドゥルーズ , アンドレ クレソン , Gilles Deleuze , Andr´e Cresson , 合田 正人
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ドゥルーズの哲学のすべてがその初期のヒューム論のなかにある。それはドゥルーズの哲学のアルファにしてオメガである。『経験論と主体性』と並ぶドゥルーズのヒューム論考でありながらも.これまで一度も読者の前にその姿を現すことのなかった幻の共著の邦訳ここになる。ドゥルーズの独特なヒューム読解の精髄を示すとともに.想像力とは何か.情念とは何か.仁愛とは何か.正義・公正とは何か.徳とは何かといった.ドゥルーズの思考の最も奥深き動因をも鮮やかに呈示する。今後の新たなドゥルーズ理解にとっての必読の書である。

登録情報

  • 文庫: 265ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2000/02)
  • ISBN-10: 4480085424
  • ISBN-13: 978-4480085429
  • 発売日: 2000/02
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 269,567位 (本のベストセラーを見る)
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
ドゥルーズのヒューム論としては『経験論と主体性』(河出書房新社)が最も完全な形で書かれたものであります。他に本書と『無人島』(河出書房新社)所収の「ヒューム」があります。『無人島』所収のヒューム論が「関係の外在性」に力点を置いているのに対し本書は連合説と想像力の問題および道徳論に力点があります。岩波文庫『人性論』に典拠を求めながらじっくり読めばドゥルーズがかなり正確かつ鋭意をもってヒューム解釈をしていることがわかりますが論題が上述のごとく限られているせいもあって本書だけでドゥルーズのヒューム論が(あるいはそのエッセンスが)分かるといったものでは全くありません。そして本書と『無人島』とを並べて読んでもドゥルーズのヒューム論の全体像はつかめないのではないかと思われます。短い本なのに一字一句理解して読むにはかなり難解でもあります。
しかし他方ドゥルーズのヒューム論を読むためにはまたは大著である『経験論の主体性』の副読本としては必携すべき一冊だとも言えます。『経験論と主体性』と似た表現が多出しています。
また中盤にヒューム抜粋集がありますがルロワによるフランス語からの訳のせいでかなり意味不明なものになっています。ヒュームの翻訳は日本の岩波文庫などを参照した方が安全です。
また訳者の合田正人氏による解説はヒュームの専門家からもドゥルーズの専門家からも(合田氏はドゥルーズもかなり専門家ですが)かなり暴走している感を持たれるのではないかとも思いますが合田氏の勢いが感じられて好意的に読めます。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 あるいは、ドゥルーズ的な濃密さを求める者にとってはややもすると物足りぬかも
しれない、あまりにスマートなデイヴィット・ヒュームの概説書。

 本書は基本的に三部構成。
 最初の3分の1はヒュームの解説。このイギリス経験論の頂をフランスの論客は端正に
まとめて見せている。一般的なヒュームの入門として非常に好適。
 次の3分の1は、ヒュームのテキストのフランス語からの重訳。ドゥルーズ研究者に
とっては原語を知ることは重要かも知れぬが、一般の読者にとってその意義は
果たしてあるのかどうか、大いに疑問。
 そして最後の3分の1、およそ100ページにも及ぶ、訳者による解説。
このレビューは参考になりましたか?
36 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
なるほど、まとまった印象はない。だれが書いたか問題になるべき書物でもない。「私が愚者でならなければならないのなら、せめて私のおろかさを自然で愉快なものにしたい」と語り、「哲学は理性と確信からよりもむしろまじめで陽気な気分の回帰によって勝利を得ることを期待している」と語る哲学者がいたと言うことが問題だ。それも、まじめで陽気 な問題だ。
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