ただの「個性あふれる女子高生たちによるユルい学園コメディ」ではありません。
程度の差こそあれ、同ジャンルには「キャラクターのデザインや設定」のみで勝負する作品が多く、余程好きな人でなければどれか一つだけ読んでおけば十分なような気がするのですが、この作品だけはこの作品でしか味わえない面白さがあるように思います。
一言で言うなら、作品の「雰囲気」が抜群に良い。
個々のキャラクター、舞台である学校、日常風景であるクラスというものはもちろん、ストーリーの9割のコメディ要素と1割のシリアス要素も含めて、作品全体としての「雰囲気」、あるいは「空気」が。
画風に因るところも大きいのでしょうが、それ以上に作者の「そういう漫画に仕上げよう」という意志を感じますね。
読まずに済ませてしまう人が少なくなさそうなジャンルだから申し上げますが、偏見とイメージだけで読まずに済ませるには勿体無い作品ですよ。
マジで。