僕は古谷漫画が大好きだ。それを前提に以下の文章は読んでほしい。
もちろんあなたも古谷漫画が大好きであってほしいし、そういう人でないとここを読んではいないだろう。
悩みがある人間がいて、悩んだ上で彼女ができる。
そして守るものができたからより悩み、いろんなことが起きる。
誰かが誰かを殺し、誰かが泣いて、誰かが困る。
ヒミズ以降の古谷漫画のあらすじはすべて同じだ。
今回も、そうなるだろうと思っていたし、そうなった。
ただひとつ異なることがあるとすれば、作中に作者自身と思わしき人物が出てきたことだ。
今まで、漫画家という設定の人物は一度も出てこなかったはずだ。
それに今回はどこからどうみても作者自身だ。
やはり、古谷実も、作中の漫画家のように悩んでるんだろう。
もしかしたら、この苦しみから逃れるなら殺されてもいいと思っているのかもしれない。
死にたいという人間に、死ぬなとも死ねとも言えない。
でも僕は、あなたに漫画を描いてほしい。
描いて描いて、描き続けてほしい。
新連載が始まるたびに、ヤングマガジンを手に取るし、コミックスも発売日に買う。
そんな特別な漫画家はこれからそうそう現れないだろう。
だからどうか、かわいい女の子描けるからエロいのじゃなくていい。
あなたが思う、一番いいと思うものを描いてください。
ヒメアノ〜ル、お疲れ様でした。
次回作も楽しみにしています。