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最も参考になったカスタマーレビュー
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ユートピア思想の一種としてナチズムを見ると・・・,
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レビュー対象商品: ヒムラーとヒトラー―氷のユートピア (講談社選書メチエ) (単行本)
ナチズムには抗いがたい魅力がある。そこに人はユートピアを見るからだ☆ユダヤ人やロマ(ジプシー)や身障者を皆殺しにしたホロコースト(大虐殺)は、劣等人種をアーリア人種が支配するユートピアと現実との相克の結果おこったものであり、決して最初から意図されたものではない☆筆者は専らヒムラーとヒトラーの言説から、彼らの思想を読み解く☆非合理的な思想の手先として科学技術が動員されたことの原因分析が甘いことが本書の欠点である。たとえば、1930年代の生物学であっても、「アーリア人種が他のいかなる人種よりも優れている」というテーゼがナンセンスであることなどはすぐにわかったはずである。医学者や生物学者はナチス優生学にどう対処したのかを細かく追ってもらいたいかった。
5つ星のうち 4.0
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レビュー対象商品: ヒムラーとヒトラー―氷のユートピア (講談社選書メチエ) (単行本)
ヒトラーとそして忠臣ヒムラーが描いたおどろおどろしき「千年帝国」の野望と挫折を巧みに描いた秀作である。平易な読み物ではあるが、確かな学術研究に裏付けられた好著として近代史に興味のある諸子に広く一読をお勧めしたい。
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