テレビ朝日『ザ・スクープ』で以前放送された、イラク帰還米兵とその奇形をもって生まれたこの話を主として、劣化ウラン弾の被害状況と、廃止に向けての国連等での働きかけについての内容となっている。
豊田直巳『イラクの子供たち』・本多勝一『非常事態のイラクを行く』などで、イラクの小児ガンについては触れられていたが、帰還兵の側にも被害が出ていることについては、あまり知られていなかったのではないか? その中において、欧州では既に被害軍人に賠償金を支払うよう国に命ずる判決が出ており、米でも本書の主人公ら8名による裁判が提訴されている。
米の属国と化した、日本の帰還兵もまた、彼らのように被害者となるのだろうか?
戦場へ赴くとは、戻ってからのPTSDをはじめとするこれらの被害についても覚悟する事であると、送りての我々も再認識しなければならない。