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ヒトラーの贋札 [DVD]
 
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ヒトラーの贋札 [DVD]

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登録情報

  • 出演: カール・マルコヴィクス, アウグスト・ディール, デーヴィト・シュトリーゾフ
  • 監督: ステファン・ルツォヴィッキー
  • 形式: Color, Dolby, Widescreen
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.78:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: 東宝
  • DVD発売日: 2008/07/11
  • 時間: 96 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (32件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B001AIRW7U
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 39,687位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容紹介

第80回アカデミー賞外国語映画賞受賞作品!

ナチス・ドイツによる史上最大の贋札事件「ベルンハルト作戦」。
この驚くべき歴史的事件に隠された、ユダヤ人技術者たちの正義をかけた闘いの物語。
完璧な贋札― それは命を救うのか、それとも奪うのか―。現実をもとにつくられた物語。

【特典映像(約25分)】
■劇場予告編 ■メイキング ■未公開シーン ■原作者アドルフ・ブルガー氏来日記者会見!

【STORY】
第二次世界大戦中のドイツ・ザクセンハウゼン強制収容所。ナチス・ドイツがイギリスの経済混乱を狙って企てた「ベルンハルト作戦」により、ここに送られた者たちがいた。贋作師のサリー(カール・マルコヴィクス)に印刷技師のブルガー(アウグスト・ディール)、そして美校生のコーリャなどユダヤ系の技術者たち。彼らは“完璧な贋ポンド札”を作ることを命じられる。初めこそ成功しつつあったこの贋札作り。だがやがて、彼らは自分の命を守るために使命を全うするか、正義を全うするかの究極の選択を強いられることになる…。

内容(「Oricon」データベースより)

第80回アカデミー賞外国語映画賞受賞!ナチス・ドイツ国家による史上最大の紙幣贋造事件に隠された、ユダヤ人技術者たちの正義をかけた闘いの物語。第二次世界大戦中のドイツ・ザクセンハウゼン強制収容所。ここに集められたユダヤ系の技術者は、“完璧な贋ポンド”札を作ることを命じられる。成功しつつあった贋札作りだったが、やがて彼らは自分の命を守るか正義を全うするかの選択を強いられることになり…。

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20 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yjisan
 「ユダヤ人強制収容所の悲劇」という大前提があるため、「ユダヤ人もの」は被害者であるユダヤ人を純粋無垢な善人として美化しがちだ。しかし本作はそうしたステレオタイプな描き方を排除する。主人公サリーは贋札作りを生業としていた犯罪者で、逮捕されるまでは「ナチスのユダヤ人弾圧」にも全く無関心だった。最初に送られた収容所では、絵描きの才能を活かしてドイツ軍人の絵を描き、彼等の御機嫌を取って生き延びる。ザクセンハウゼン強制収容所でも、「ナチスに協力すべきではない。共に立ち上がろう」と信念を説くブルガーに対し「今日の銃殺よりも明日のガス室の方が良い」と嘯く。この徹底したアンチヒーローぶりは、理想家肌のブルガーとの対比によって、一層印象深いものになっている。

 工場を取り仕切るフリードリヒ・ヘルツォーク親衛隊少佐も、残虐無比という通俗的なナチ親衛隊像とは懸け離れている。ユダヤ人の懐柔を図るため、サリーたちに愛想良く接する。自らの保身を最優先する小市民的性格も顕著だ。

 サリーたち技術者は一般収容者からは隔離され、厚遇されているため、彼等の生活は一見平穏だ。この辺りも従来の「収容所もの」とは大きく異なる。しかし、それがゆえに、時々露わになる、強制収容所の「本質」が恐ろしい。サリーたちとて贋札作りのために「生かされている」にすぎず、囚人であることには変わりない。生殺与奪は完全にナチスに握られている。どんなに快適でも牢獄は牢獄であり、塀の外にいるであろう(姿の見えない)一般収容者との違いは実は紙一重である。

 
 その「真実」に目覚めたサリーの心が徐々に変化していき、仲間の命を守ることとナチスに抵抗することとを両立させるべく、ギリギリのところで奮闘するところが見所である。圧制に屈従して生きることだけを考えるのは簡単だ。生きることを諦めてしまうのも、ある意味で安易な選択と言える。面従腹背という一本の細いロープを渡る時にこそ、人間の知恵と勇気が試されるのではなかろうか。

 終戦後、自分で作った贋札を使ってカジノで散財する虚無的な主人公の姿も忘れがたい。
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14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
この作品を見て,私は本当に深く考えさせられました.

『生きる』とはどういうことなのかについてです.

極限状態で人は,本当にモラルを失わずにいられるのか?

生きるか死ぬか運命の選択において,人はどのような行為に出るのか?生きるために犯罪行為をやらざるを得ない状況で,なお,綺麗事を言うことができるだろうか?

裕福で平穏な生活しか知らない人間は,地獄のような世界を理解しようとしないばかりか,知ろうともしていない.

生きるとは,常に「蒔いた種を刈り取り」続けるものなのだ.

これは戦時においてのみ言えることではない.現在においても十分言えることなのだ.

資本主義の行き詰まりによって格差が拡大し,生存競争が激化した現在においても十分言えることなのだ.

いつかそのツケを払わされる時が必ずくる.

なぜなら,我々はいつも誰かを糧として生きているからだ.人間である以上,例え善良な市民であろうとも罪深い存在なのだ.

生きるということはどういうことなのかをもう一度再考し,我々が今後どのように生きるべきなのかを考えなければならない.

罪深いが故に,我々は誰かのために生きる必要があるのだと私は思う.

「立場立場で全力を」なのだ.

肥やし過ぎた私腹は,必ず残酷な末路を迎えるだろう….

本作品を見て,生きるとは何かを考えてほしい.お勧めできる作品だ!
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19 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
戦時中の物語ではあるものの、戦争映画というよりは密室サスペンスといった印象の作品。ドンパチを期待する人には物足りないかもしれませんが、非常に完成度の高いドラマでアカデミー賞(外国語映画賞)受賞も納得です。

贋札作りを強要される登場人物たちは、それぞれの価値観や経験に基づき全力で仕事に臨んだりサボタージュを企てたりするものの、所詮は囚われの身…常に死と隣り合わせの状況にあって貫くべき信念とは何かを問われます。脇のキャラクターまで丁寧に描写されていて「自分ならどうするか?」と重ねて見ることができました。

準主役として実名で登場する原作者ブルガー氏のインタビューも読みましたが、「生き残ること」「今生きていること」の大切さを考え直すきっかけとなり得る作品、必見です。
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