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14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「進化」の入門書,
By 西向く侍 (品川区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ヒトのなかの魚、魚のなかのヒト―最新科学が明らかにする人体進化35億年の旅 (単行本)
原書への高い評価に納得、の良書です。解剖学やゲノム学など、いろいろな成果を織り交ぜて、著者自身が化石を発見したときのエピソードまで盛り込んであって、楽しく読めました。具体的には書きませんが、4章の、著者が化石発掘の「洗礼」を受けたときの話は感動的です。 人間の進化史の解説なんでしょうが、具体的な例をサカナに、「進化」って何なのか、あらためて明快なレクチャーを受けたような気がします。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
人の発生って進化の跡をたどるっていうけど、どんな感じ? な本,
By さるるん (仙台市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ヒトのなかの魚、魚のなかのヒト―最新科学が明らかにする人体進化35億年の旅 (単行本)
この本は副題の「人体進化35億年の旅」の方が本内容に近いかもしれません。サカナ、クラゲ、微生物等々のどこが人体と同じなのか? といった疑問から人体にみられる無駄に複雑な構造などを解明していく本 といった方が分かり易いと思います。 内容は僕的になかなかエキサイティングで、発生中の赤ちゃんが妻のお腹にいる事もあって、興味深く読めました。(古生物学というより発生遺伝学の本ですからね) アルコールの解毒課程などは、僕は初めてだったので、「そうだったのか!」って思いましたしね。 最後にこの本で素晴らしいのは、参考文献がラストに詳しく書かれている事です。 ここから、次に読む本が探せますので、本探しにはとても役立ちますよ
21 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
毎日腕立て伏せ20回を欠かさない筋トレ魚の化石の発見,
By
レビュー対象商品: ヒトのなかの魚、魚のなかのヒト―最新科学が明らかにする人体進化35億年の旅 (単行本)
解剖学、古生物学、進化発生学の三つ学問を組み合わせ、進化とは何かを説明していく。ヒト、トリ、爬虫類、両性類等は解剖学的には類似した四肢を持ちその起源はサカナのヒレ。 それなら、サカナが陸に上がった3億7千5百万年前の地層からは、手を持つサカナがいるの では、と考え著者は手を持つサカナ(ティクタ−リク)の化石を発見する。 このサカナは肘も持っているので腕立て伏せ20回はできるだろう。とは著者一流のジョーク。 ヒトの聴覚は爬虫類の噛むための骨が進化したものであること等数々の事例を説明し、 サカナからヒトまでは一つのボディプランの変奏曲と考える。 この変奏を指揮するものは、DNAのなかのホックス遺伝子でありDNAそのものが変異する からではないとのこと。 進化とは私たちが思っているよりも、はるかに簡単に起きてしまうものらしい。 ところで、この本にはダーウィンの自然淘汰説が全く出てこない。著者は、自然が生物を選択 するのではなく、生物は絶えず変異しつつ、環境が変化するのを待っているといいたいようだ。 ダーウィンの出てこない進化論は生き物が自ら進化していく進化論だ。 ここには完全な無神論が潜んでいる。アメリカというお国柄を考えれば、極めて過激な内容を もった進化論であるように思われる。
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