シャープのAQUOSのデザインで有名な、プロダクトデザイナー喜多俊之氏の著書。
AQUOSやWINKchairの開発秘話、「デザインの国」を基軸に今後の日本製品のあり方への提言などが語られている。
過去にデザインに携わった商品の写真も多数掲載され、氏のこれまでの仕事や日本製品の課題を知ることができる。
ヨーロッパやアジア諸国がデザインに注力する中で、日本もデザイン戦略を重視すべきだという氏の主張は分かるのだが、深い議論はなされていない点が残念。
理想をまとめようとするよりも、開発秘話なら開発秘話に絞った方が良かったのではないか。デザイナーとしての思い入れなど、AQUOSU以外のの製品についてももっと語って欲しかった。