2匹目、じゃなくて3匹目か4匹目のドジョウを狙った作品としてはまあ…意外に楽しんで見れるレベルだと思います。
ただ、この映画の欠点は、何と言っても主役のヒッチャーことジェフ・デントンが中途半端で、どう贔屓目に見てもせいぜい只のチンピラ悪党程度にしか見えないこと。明らかに役者不足なので、女性に対して不信感とトラウマを持つ異常者、という脚本に違和感が生じてしまいます。
この部分の設定で大幅にマイナスしてしまいます。小説ならともかく、異常者の行為に映画で納得のいく説明をつけようというのは、かなり難しいと思うんですが。
この役柄は、ルトガー・ハウアーがはまり過ぎで、ショーン・ビーンでもこけたぐらいなので、思い切って違ったタイプ…例えば不自然なぐらい美形な優男、とかの、意外性を狙ったりしたらどうだろう?と思いました。適当な役者が見つからなかったので、わざわざ説明をつけたのかもしれませんが。
女優陣はけっこう頑張ってると思うし、脚本もところどころイケてるところもあります。
でも、このタイプの映画のお約束なのか、せっかく完全に犯人を取り押さえたのに、縛りもせずにあたふたと逃げ出して、結局やられちゃう、ってのはいつもイライラさせられる。まあ実際はこんなもんなんだろうな、とも思うけど、そこは映画だから観客を納得させてくれないと。
ラストのどんでん返し(の積り?)はどうなんでしょうね…
いったん終わったかと思っても妙に引きずったので、余分な付け足しと感じるかどうかは個人差があると思いますが、まあ悪くはなかったです。