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ヒッチコック映画自身 (リュミエール叢書)
 
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ヒッチコック映画自身 (リュミエール叢書) [単行本]

アルフレッド ヒッチコック , シドニー ゴットリーブ , Alfred Hitchcock , Sidney Gottlieb , 鈴木 圭介
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
価格: ¥ 3,675 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

いいかい、私は永久に作り続けるからね。最後になった作品の公開後、ヒッチコックはなお次作への抱負を語り、このようにしめくくった。本書は、生誕100年にあたり、彼が残したユーモラスな短文、スピーチ、自伝的な回想、インタビューなどをまとめたものである。

内容(「MARC」データベースより)

「いいかい、私は永久に作りつづけるからね」 生涯を通じて機知に富んだ話術の達人であったヒッチコック自身と彼のサスペンスにあふれる映画を理解するたくさんの鍵を提供するスピーチや回想などを収録。

登録情報

  • 単行本: 422ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (1999/10)
  • ISBN-10: 4480873139
  • ISBN-13: 978-4480873132
  • 発売日: 1999/10
  • 商品の寸法: 21 x 14.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
文章家ヒッチ 2004/7/20
By カスタマー
形式:単行本
ヒッチコックが書いた文章およびインタヴュー記事を、
シドニー・ゴットリーブというサクレッド・ハート大学の教授が編纂したもの。
ヒッチコックがこれほどたくさんの文章を残していたとは驚きである。
その文章はウイットとヒューマーに富んでいて、
彼が文章家としてもなかなかのものであることを示している。

もっとも、編者によれば、ヒッチコックは多くのゴーストライターを抱えており、
自筆ではないものもあるであろうとのこと。
「レベッカ」以降のハリウッドで撮った作品を題材としたものも数編あるが、
文章の多くは 1930 年代のイギリス時代に書かれたものである。
したがって、題材として取り上げられている作品の殆どはイギリス時代の作品である。

サイレントからトーキーに転換する時代であるので、
映画における音の役割に関しての考察も繰り返し述べられている。

ヒッチコックにとっての映画は決して何かのメッセージを伝えようとするものではなく、
「動く絵 (モーション・ピクチャー) 」という極めて普遍性の高い媒体を用いて、

観客を楽しませたいのである、ということを様々な観点から力説している。
そのために彼が用いた種々の映画的テクニックは今もその鮮度を失っていないが、
あらためてその背景となる解説を読むと、
彼が如何に深く計算して個々のシークエンスを構築しているかが解かる。
一部の実験的作品に用いられているテクニックを除けば、
映画の文法 (彼の言葉を借りればシンタックス) は既に 1940 年頃までには完成していたようだ。
CG や VFX を駆使した最近の映画のシンタックスも、
60 年前に撮られた「レベッカ」に於るそれと基本的には差がない。
しかし数十年後にどちらが残るかといえば、後者であるのはほぼ間違いない。
やはり、彼は偉大なフィルムメイカーであった。

ヒッチコックに関する書籍としては、「映画術 --- ヒッチコック/ トリュフォー」が有名であるが、
本書はそれを補うものとして興味深い。
鈴木圭介氏の翻訳もよくこなれていて読みやすい。良書である。

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