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ヒタメン  三島由紀夫が女に逢う時…
 
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ヒタメン  三島由紀夫が女に逢う時… [単行本]

岩下 尚史
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,890 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

若き日の三島由紀夫の愛を一身に受けた女性と、そのふたりの恋を暖かく見守った女性。

ふたりの女性の証言から浮かび上がる三島由紀夫の素顔とは・・・。 これまで幾多の伝説に塗り固められた来た三島由紀夫に対する先入観は揺らぎ、驚きとともに新鮮な感動に包まれる。
〈ヒタメン〉とは〈直面〉と書き、能楽の舞台で、面を着けずに舞うことを指す。
ふたりの女性が語る、誰も知らない三島由紀夫の、もうひとつの顔を御覧ください。

著者について

1961年生れ。國學院大學文学部卒業後、新橋演舞場株式会社入社。劇場創設の母体である新橋花柳界主催「東をどり」の制作に携わる。幕末から平成にいたる新橋花柳界の調査研究を進め、社史『新橋と演舞場の七十年』を編纂した後、97年に退社。06年に上梓した『芸者論―神々に扮することを忘れた日本人』にて、第20回和辻哲郎文化賞を受賞。

登録情報

  • 単行本: 280ページ
  • 出版社: 雄山閣 (2011/12/9)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4639021976
  • ISBN-13: 978-4639021971
  • 発売日: 2011/12/9
  • 商品の寸法: 19.7 x 13.9 x 3.3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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23 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yamak
三島由紀夫の恋人・親友だったというふたりの女性が、三島由紀夫との日々を赤裸々に濃やかに語っている。もういいお年のおばあちゃまだと思うのだが、そのふたりがまるで目の前で自分に語りかけてくれているかのようで、飽きずに一気に読んでしまった。それにしても、会話のひとつひとつをよく鮮明に覚えているものだと思う。当時の銀座、レストランやナイトクラブの記憶も確かで、昭和史の一面を垣間見た感もある。
ちょうどこの恋人と付き合っていた3年間は、三島の全盛期ということで、その作品群といっしょに読めるのもうれしい。
三島由紀夫にあまり興味がなかったが、恋の話と思ってするすると読んでいるうちに、もっとこの巨人について知りたくなった。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By caya
タイトル「ヒタメン」を本来の意味である「直面」ではなく、こう勝手に解釈しても良いのではないか。そう思うくらい、この本で語られる三島由紀夫像は愚直で少年のように純粋に"だこ"一筋で愛おしい。自らが理想と描いた女性を手に入れたことへの達成感・充実感・幸福感が当時の三島の原動力だったとは。恋の力恐るべし。
三島由紀夫を深く知らない私にとって彼はあくまでも「崇高な美を究めようとするが故の狂気と闇を抱えた稀代の作家」であり、到底理解するのが難しい人であった。「仮面の告白」や「禁色」を読めば尚更である。
しかしこの本の中での彼は、唯一無二の親友にコイバナをして惚気ては、年下彼女の魅力にメロメロなただの男だった。その意外な素顔が「奇才もやっぱり人の子か」と勝手な親近感を抱かせる。最後までにやける顔を隠せない、なんとも甘くてくすぐったくて、でも切ないお話。この本を読んだ後、また違った視点で三島作品を読めるような気がしてワクワクしてしまう。恋の力恐るべし!
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