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ヒストリエ(6) (アフタヌーンKC)
 
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ヒストリエ(6) (アフタヌーンKC) [コミック]

岩明 均
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

作品紹介
『寄生獣』で世を震撼させた岩明均氏が漫画家としてデビューする前から暖めていた物語、それがこの『ヒストリエ』。舞台は紀元前、後にアレキサンダー大王の書記官となるエウメネスの波乱に満ちた生涯を描いた歴史大作だ。蛮族スキタイの出身でありながらそれを知らず、都市国家カルディアでギリシア人養父母に育てられたエウメネスは、そのおかげでギリシア的教養を身につけることとなる。ある日養父がスキタイ人に殺され、自分の出自を知ったエウメネ スは奴隷の身分に落とされてしまう。それが彼の波乱の旅の始まりだった!

-第6巻内容-
遂にマケドニアの王子アレクサンドロスと対面したエウメネス。アレクサンドロスは他の同世代の若者たちと共にミエザの学校で学び、エウメネスは王に命じられ乗馬訓練に勤しむこととなった。乗馬訓練の最中エウメネスは自らの ルーツに迫る発見をし、アレクサンドロスは若者たちと共に馬で絶景を見学に行くが、そこで事故が発生する。その後アレクサンドロスとエウメネスは再会するがアレクサンドロスの様子は以前と違っていた。




主な登場人物

エウメネス
この物語の主人公。蛮族スキタイの出身でありながらそれを知らず、ギリシア人の養父母に育てられ、そのおかげでギリシア的教養を身につけることとなる。後にアレキサンダー大王の書記官となる人物。

アレクサンドロス
強国マケドニアの王子。王に命じられ、同世代の若者たちと共にミエザの学校で学びはじめる。父王は「せっかく生まれた才能」と大きな期待をかけているが、彼には大きな秘密があった。

フィリッポス
ペリントスの商人・アンティゴノスを名乗り、カルディアに帰郷したエウメネスを「わしの所で金を稼いでみんか?」とスカウトする。その正体は……。

アリダイオス
強国マケドニアの王子。アレクサンドロスの異母弟。父王に命じられたエウメネスが玩具を作ってあげると大いに喜び、夢中になって遊んでいた。

アリストテレス
当時最高の知性を持つ哲学者。物語の冒頭、エウメネスがカルディアに帰郷する際、出会う。その時アリストテレスはアジアからヨーロッパへ逃亡する途中であった。

トラクス
スキタイ人。カルディアの高利貸しテオゲイトンの奴隷だったが、脱走しカルディアの町で市民を惨殺する。その事件をきっかけにエウメネスの人生は大きく針路を変えていった。

バルシネ
ペルシア帝国トロイアス州総督の妻。ペルシアより逃走した哲学者アリストテレスを追跡してきたが、ついにアジアとヨーロッパの間の海峡で逃げられる。その時に彼女は言った「次にこの海峡を渡って来るのは、哲学者ではなくあの男だ」と。


担当編集者の推薦文
『寄生獣』は読んだけど、この漫画はちょっと……。だって歴史物だし難しそう。なんてお考えの方もご心配には及びません。『ヒストリエ』を一言で言えば「油断のならない漫画」であると言えます。張り巡らされた伏線、時系列を自在に行き来する巧みな構成、そして一筋縄ではいかない登場人物たち。最初の1ページをめくったその時からあっという間に紀元前の世界にひきずりこまれてしまうことでしょう。あらすじ等をごらんになって、ちょっとでも興味を持った方はぜひ読んでみてください!

著者について

岩明 均
1960年7月28日生まれ。東京都出身。1985年、ちばてつや賞入選作品『ゴミの海』が「モーニングオープン増刊」に掲載され、デビュー。『寄生獣』で第17回講談社漫画賞(1993年)、第27回星雲賞コミック部門(1996年)受賞。2003年より「アフタヌーン」にて『ヒストリエ』の連載中。

登録情報

  • コミック: 224ページ
  • 出版社: 講談社 (2010/5/21)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4063106624
  • ISBN-13: 978-4063106626
  • 発売日: 2010/5/21
  • 商品の寸法: 18.2 x 12.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
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39 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 待ちに待った新刊。いよいよアレキサンダー大王、登場!, 2010/5/22
By 
hamachobi - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)    (VINEメンバー)   
レビュー対象商品: ヒストリエ(6) (アフタヌーンKC) (コミック)
アフタヌーンに連載されているカルディアのエウメネスを主人公にした作品。月刊誌の連載、しかも毎月掲載されているわけでもないこの作品の単行本化のペースは非常に遅く、ファンとしては続きが読みたくてやきもきしていた。
いよいよ、主人公が将来仕えることになるアレキサンダー大王(まだ大王ではないが)が登場。今巻はエウメネスとの絡みはあまりなく、むしろ大王になる前のアレキサンドロスの人物紹介が主になっている。
今までは、記録があまり残っていないエウメネスの前半生を描いていたが、これからはいよいよ歴史の表舞台に出るエウメネス。著者は、どう描いていくのか。とっても楽しみだ。でもまた1年、待たなきゃいけないのね。
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21 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ストーリーの完成度にうならされる, 2010/6/1
By 
レビュー対象商品: ヒストリエ(6) (アフタヌーンKC) (コミック)
待ちに待った「ヒストリエ」最新刊。

最近の漫画は、CGの進化なのか背景など異常に細かくて、
設定やストーリーも凝ったものが多く、そういうものも確かに良いが
この積み重ねられた、ささやかなエピソードにより
読み手に裏側を想像させたり、感動させたりできる手腕は
名人としかいいようがない。

一巻から出ていた、あの装飾品に意味があるとは思っていたけど
六巻にもなって出てくるなんて、すごい構想力だ。

ゆっくりでもいいので、最後まで読みたいです!
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18 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 馬を見よ!, 2010/6/8
レビュー対象商品: ヒストリエ(6) (アフタヌーンKC) (コミック)
ヒストリエ6巻は、仕事や馬術の修練に勤しむエウメネスを中心にマケドニアという国の成り立ちを紹介する前半と、ミエザにてアレクサンドロス王子と学友達を紹介する後半からなる。

5巻のカルディア編クライマックスから一段落して、次の舞台と人物の紹介のためやや落ち着きを見せるストーリー。
だが史実ではアレクサンドロスの僚友であったヘファイスティオンの扱い一つで、死体の一つも出すこと無く岩明均らしいグロテスクな神話的妖しさをすでに醸し出している。
”鐙”の伏線回収や偏執的にアレクサンドロス母子に現れる蛇のイメージなど、小さなエピソードもページ数を割いて(時間をかけて)丁寧に描くゆえに、読者は続刊を待ち焦がれる苦しみも背負わねばならない。
個人的には実に味のある脇役としてディオドトス書記官が目についた。

だがしかし今回の見所は馬だ。
表紙でアレクサンドロスに付き従う僚馬ブーケファラスに始まり、あちこちの場面で躍動する馬の肉付きから毛並みの一本一本まで実に精緻に描きこまれ、馬の足運びも気持ちも手にとるようにわかる。
そうしてリアリズムを追求した先にある美が単行本のあちこちに散見される。
各エピソードでも馬が関連していることから、岩明御大は恐らくこの巻で馬を魅せようと描き方を研究したに違いない。
漫画でなければ味わえない視覚的な幸福を味わっていただきたい。
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