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碁が好きで、最良の一手を追求し、いつかは「神の一手を極める」ことをあきらめきれず碁盤に取り付いているかわいい幽霊(ほんとうにかわいいんです。これが)藤原佐為
彼の碁に対する情熱を現世でもろに受け止めたのがヒカルのライバルになるアキラ。彼は、ヒカルが打つ碁のすばらしさ(実際は彼は佐為が言ったとおりに石を置いているだけ)とヒカルのちゃらんぽらんな言動のあまりのギャップに驚きと怒りを隠せません。
「君は真剣になったことがないの?」
そして、彼の真剣さは少しずつヒカルを目覚めさせていくのです。
いやあ、やはり少年漫画はこうでなくちゃ。
何が私を夢中にさせたのか・・・。それは佐為の美しさ、碁への直向きな心、ヒカルと佐為、取り巻く人々が少しずつ高みへと成長していく過程の面白さ。ストーリーがとてもウマい!絵は文句なしで最高!!読者が囲碁を知らなくても面白さを体験できるんです。年齢を超えて楽しめます。人にも勧めたくなっちゃった・・・。
最初に読み始めたのは私で、それを弟が勝手に読んで、父そして最後には母とヒカ碁熱が感染して行きました。今では新刊が出るのを家族みんなで待っている状態です。囲碁を媒介にしてはいますが、少年がスポーツを通して成長するという少年漫画の王道を踏襲しているので(スポーツではないですが)入り込みやすいのでしょう。秀策といった歴史上の人物を登場させたり、中国、韓国への取材を通して、当地の囲碁事情をストーリーに反映させたり、きわめて凝っていると思います。
そうそう、ヒカ碁がいろんな国で翻訳されていることは有名ですが、つい数か月前の中国の囲碁雑誌でヒカ碁の特集がされていたのにはさすがにびっくりしました。
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