時間と労力を考えれば、金銭的にも味覚的にも市販のうどん玉と
大差ないのかも知れないが、やはり自分で汗を流して作ったものは
美味しい。それに、ご近所にお裾分けしたりもできる。(まさかスーパーで
買ったうどん玉を近所に配るわけにもいくまい。)
うどんの味自体は粉や手管に依存するので措くとして、機械の性能は
良くも悪くも値段相応で初心者向け。粉を練るのが少々下手でも、機械で
伸す事が可能で、ちょっとぐらい練りが足りなくても何回か繰り返し
伸している間にそれなりの生地になってくる。
麺を整形する2種類のカッターは固定式で、刃を取りかえて違う太さの
麺を作るといったことはできないが、伸すときに厚さみを調整することで
微調整はできる。ただ、細いほうは少し細すぎ、太い方はフェットチーネ
(というかひもかわ麺)になってしまう。太めのスパゲティや細めの
うどんは作れないのが残念。特にスパゲティを細麺で作ると、「サラスパ」の
ような有難味に欠けるものになってしまう。(うどんは太麺でも美味しい
のだが。)ここまで細いとむしろ焼きソバやラーメンなどの中華麺向け
なのかもしれない。
馴れてきたら、生地を伸すところまでこの機械でやって、打つのは手打ち、
という使い方もありかもしれない。コツはかなり固めに生地を練って、
固すぎるようなら少しずつ手に水をつけて練っていくことと、「固いかな」
程度の玉にまとめること。ビニールに入れて踏んだり、機械で繰り返し
伸していくうちに、丁度良い固さになる。
機械を万力で固定するため、天板が5センチ〜10センチ程度の
テーブルが必要。(天板が薄いならかまぼこ板などで微調整が必要)
うどんなど打ち粉をするなら、さらにその下に新聞紙などを敷かないと、
後の掃除が大変。粉を練り始めてから麺を打ち終わるまで1時間程
かかる。
麺を切る刃の裏側に粉がくっついて残りやすいので、手入れを気を
つけないと蛾などがわくかも。